変化についていけない芸人
こんなニュースが目に入りました。
やっぱりどうしても思うのは、
「変わらない」から問題が起こるということ。
数十年前はよかったんですよ。そういうのも全部ギャグになった。
最近相次いで大物お笑い芸人の冠番組が終わりましたが、その人たちに共通しているのは、先輩ズラをして逆らえない後輩芸人に無理難題を押し付けて、みっともない姿を見て笑うという手法。
確かに面白かった。昭和の頃は。
世の中がそういう風潮だったから。上司に逆らえない。先輩に逆らえない。そんなのが日本中どこへ行っても同じ。
でも、もう違うんです。世の中は年功序列の社会ではもうなくなっていて、発想力や行動力、面白いことをしている人が認められる世の中で、会社に定年までい続ける人はどんどん減ってきています。
若い人はもう昔のようにはいかないのだと理解して、それぞれの道を歩んでいます。
それでいい。
今までと違っているのはそのスピード。ものすごい速さで世の中が変わってきている。そんな経験したことない人や気づかない人、変化のない世界が居心地いいと居座っている人は、あっという間に世の中の変化についていけなくなる。もしくは道を誤る。今までと同じことをしていたのに、ものすごい批判を浴びせられたり、訴えられたりしている。
この変化のスピード感は今までに体験したことないくらい速いのです。
残念ながら視聴率が下がり、番組が終了した芸人さんたちは、その時代の変化に追いつかなかった、いやたぶん、昔のまま何も変わろうとしていなかった。
お笑いの世界だけでなく、テレビ業界全体がもう世の中の変化に全然ついていけてない。
多分だけど、インターネットが一般的になってきても、頑なにテレビのほうが上だと思い込んでいた時間分ロスしているんだと思います。そしてもう追いつけない。
だって、インターネットで人気が出た動画を数ヶ月後にこれ見よがしにそのまま放送してるんですよ。そんな番組見る?
だからテレビで紹介していることって、インターネットで知ったことを後から放送しているから、全然新鮮さなんてない。情報を得るためにニュースを見ていたけれど、最近はそのニュースすらちゃんと見てません。
アマゾンプライムビデオで充分。
荻原明(モヤさまの古いの楽しいです)