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銀河鉄道の父

2023.05.28 08:44


鉢植えのアジサイが最盛期を迎えました。 









 時間に追われていると、とうとう5月は写活ができませんでしたが元気に過ごせただけで好しといた

します(*´-`) 



そんな中、映画「銀河鉄道の父」だけは見逃すまいと25日までになんとか観ることができました。

賢治が大好きで、これまでにいくつかの作品と取り組んできましたが賢治の「父」の目線で賢治を見るとまた違った賢治を知ることができます。

宮沢賢治という作家は「父」の大きな愛情を受けてこの世に存在していたのだということを理解した時に家族の愛情がどれほど大切かということが分かります。




それと、賢治ととても仲の良かった妹、トシ子の存在の大きさも実感できます。

それはトシ子が東京の学校から休みで帰郷した時に祖父に認知症が出てきて暴れ出すシーン…

祖父を抑える母との間に入り

「綺麗に死ね!」と一喝します。

すると家族は皆、驚き静まり返ります。

そしてトシ子が優しく祖父を抱きしめながら諭すのです。

「人は老いも若きも誰でも死ぬ。死は決して怖くはない。」…

と続きます。

賢治の父と祖父も抱き合いながら、祖父にこれまでの感謝の気持ちを伝えながら泣いています。

今回の映画の中で私はこのシーンが一番印象に残りました。

そして、トシ子が結核でこの世をさる日の朝を詠んだ賢治の詩

「永訣の朝」に出てくる一文

うまれで くるたて

こんどは こたに わりやの ごとばかりで

くるしまなあよに うまれてくる

(今度生まれてくる時は自分のことばかりに苦しまないで他人の役に立てる様に生まれてくる)

宮沢賢治の作品はどれも愛情に満ち溢れた家族があってこそ生み出されたものなのです。

ただ、ここぞという箇所がいくつかサラリと通過して物足りなさは感じたものの、ラストの銀河鉄道のシーンは良かったです。

この作品、ハンカチをお忘れなく(;_;)

賢治のことを話し出すと止まらなくなるので、この辺で終わりにしましょ❤︎