学歴フィルター
皆さんは学歴フィルターという言葉をご存知でしょうか。
小中生ならまだなじみのない言葉ですが、高校生、大学生、特に就職活動をするときになると話題にもよく上がるようになってくると思います。
学歴フィルターとは学生を大学名でこっそりふるいにかける仕組みです。
例えば申し込みの時点で高学歴の場合は
エントリーシートが通るのですがさほど名の知れてない大学であればエントリーシートの時点で落とされる、もしくはエントリーシートさえかけない、といったところでしょう。
でもこれは人事で採用時の行動特性などを調査したりして理にかなった合理性のあるものだと主張しています。
例えば若手社員のうち人事で高評価3位までと低評価3位までと比べてみると上位層はクリティカルシンキング(自分の意見がある)が下位層はクリティカルシンキングがないということでした
上位層は顧客、上司が何を求めてるか考えながら行動し取り組むのに対し、下位層は言われたことのみ作業していたという結果が出たのです。
これを踏まえて考えてみれば企業側が学歴フィルターをする気持ちもわからんではないですね(;^ω^)
例えば新しく祝日をつくるとしたらいつにしますか?
という質問をされたときどういう答え方をしますか??
6月には祝日がないので梅雨の日を作りたいです。
これではあまり評価されないようです。
個人消費を刺激することを目的に10月に土日を含め1週間程度の連休を作ってはどうでしょうか
このように何の目的のためにという考えを述べているところが高評価の点になるようです。
このような思考力はすぐに身につくものではありませんので小学校、中学校からなんのために、どどんな目的でとか、こうしたらどうなるだろう、など常に考える癖をつけて過ごしてもらいたいと思います。
ただ与えられたものだけをこなすのは誰にでもできます。
一歩先の思考力を身に着けていってください。