TIME is LIFE
週に一回、必ず訪れるのです。
【 何をするにも全く気が乗らない日 】
毎日コツコツと作業をしたり、
コンサル的なヒアリングを重ねたり、
自分に「定休日」を設定しない生活にしているのですが、
なぜか、糸が切れたかのように、
何にもする気が起きない日。
最初は、天気の悪い日(気圧の低い日)が
身体に影響でも与えているのかとも思っていました。
年齢とともに、そのような外的要因を受けやすくなったのかと。
また、この春から大きく環境が変わったことも、
ひとつの原因かとも考えました。
でもな~んか違う。
例えば、
21時から始まるドラマが見たいとか、
大きなプロジェクトを任されたく提案書の作成に注力するとか、
課題を期日までに仕上げなければならないとか、
顧客先との納期の約束があるとか、
上司から受けている資料の作成とか、
ミスなどで、リカバリーに動かなけれなならないとか
人は、
「やりたいこと」と
「やるべきこと」と
「やらなければいけないこと」を、
「時間」という物差しで測りながら、
日々生きています。
人はそれぞれ、平等に与えられた一日24時間を、
どのように使うかを毎日考えている。
起床時間を一日の始まり、
就寝時間を一日の終わりとして、
大抵の人は、
その日に、
「やりたいこと」と
「やるべきこと」と
「やらなければいけないこと」を
緻密に計算する。
また、一方で、
「やりたいこと」と
「やるべきこと」と
「やらなければいけないこと」が
片付かなければ、「睡眠時間を削る」など、
犠牲にしてしまう「何か」が発生するということになります。
ほとんどの人は、
何かを犠牲にするという生き方は
面白くないはずです。
つまり、そうなると、
【生きること=時間の使い方を策定すること】
なのですが、それがなかなかうまくいかない。
それは、自分の時間軸は、
他人の時間軸との交わりで成り立っているからなのです。
しかも、その時間軸は、
1人や2人ではなく複数人多数の人間と、
交錯している。
いかに、時間に縛られて生きているのかって話になるのですが、
多くの経験と想像力を働かせて、
時間の使い方を日々勉強していく。
そして、
『犠牲にしなければならない何か』を
最小限のものにしていく。
めちゃくちゃ疲れますよね。
特に、この現代社会は。
それでも僕らは、
懸命に、いのちを燃やして頑張っている。
僕に何にもしたくない日が訪れるのは、
時間から逃げ出したいという、
ココロの悲鳴から来ているのかもしれません。
それでもやっぱり、
「やらなければならないこと」は
やらないといけないんです。
どうか、いろんな時間の配分を計画しているときに、
ほんの数分でいいので、
休息の時間を入れ込んでください。
「トイレに行ったついで」
ではなく、
「移動時間のついで」
でもなく、
意図的に、リセットできる時間を作ってください。
どうかココロが疲れ切ってしまいませんように。