Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編18』

2018.06.21 09:50

 STUDIO SEVEN近くのカフェにまりあの姿があった。




直人との待ち合わせ時間が5分過ぎた。




それでも待っていることが楽しい。




今…このままで、時が止まればいいのに…




そんなことを考えながら、A4サイズのスケッチブックにさらさらとペンを走らせる。




個室の外が急に騒がしくなってきた。




直人の声が聞こえてくる。




「マスターいつもありがとね」




来た‼




一気にカラダが熱くなる。




さっきまでのほんわかした時間が嘘のようだ。




人ってそうなのかも?




旅行に行く前や、ライブが始まる直前がドキドキして楽しい。




大好きな人を待ってる時間が、一番幸せなのかもしれない。




「まりあちゃん、入るよ」




つづく