Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

久々の説教。

2018.06.21 14:31

小学5年生は本日は地理の総合テストでした。

その結果を受けて、高得点だろうがなんだろうが、

対策が微妙にしか行われていないという点で非常にそれを

問題視しておりまして、結構強く説教をしました。


「この塾は確かに楽しいが、みんな楽しいだけで

通っているわけではない。楽しそうにしている

先輩たちは、みんなちゃんと家で勉強をし、

新しいことを身につけようとする努力をしている。

”自分で”そうしようという気持ちが足りないのでは?」


ということで、改めて、自覚を形成するために、

5分くらい話をさせてもらいました。

私の説教は静かでゆっくりなのです。



その後、「君たちに勉強の仕方を教える。」ということで、

問題集を取り出してもらって、テスト範囲になっていた

単元の演習をしてもらいました。


説教後ということもあり、真剣そのものでした。


その後、私は言いました。


「実は、さっき勉強法を教えるなんて言ったけど、

勉強法なんていうものはない。

これくらい集中して、”あ、分からないことがあった、やばい”って

意識を高く持って、家でも取り組めるということ、

それだけの話だと俺は思う。

”今からこれを完璧にしよう”とはっきり思い、

それが全部できるようになるまで目を離さない。

何としてでも、テキストを開き、解説を読み、

もう一度解きなおす必要があると思えばときなおし、

自分のものにしようと努力をする。

まずはそもそものその気持ちが足りないことを

俺は怒っているんだ。」



その後休憩を取りましたが、休み時間もずっと

この子たちは勉強をしていました。

私が中学生たちと談笑している間も、そんな

楽しげな雰囲気に目もくれずに。


ちょっと言いすぎたかなとも思いましたが、

本来、何かを身につけるということは、これくらい

研ぎ澄まされた感覚で一気に自分の頭に叩き込もうとする

そういう気持ちがないと知識それ自体も曖昧なものに

なってゆくと思っています。


しかし、これほど効果覿面に作用するのは、

本当小学生ならではです。

また、この子たちと改めて来週からの学習を

一緒に頑張っていきたいなと指導者として

決心をした日にもなりました。