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[九州]開かずの扉の先

2018.06.22 07:59

父方実家が九州の山の奥です。

お墓を移すことになったので、ついでに母屋もつぶす話が決まりました。

叔母から、「昔の本やマンガ(といっても昭和初期ですが)があるから、欲しかったら壊す前に取りにおいで」と言われて、こないだの連休に車で行きました。


「祖父母が死んでからは、母屋に行くのは10年ぶりかなぁ」

と父が言いながら、私と両親と従兄で4人一緒に行きました。

母屋についたら、叔母が父に「仏間の後ろに開かずの間があるー」と言いました。

父は「そんなの知らないぞ」と言いながら、みんなであがって仏間に行きました。

普通の昔の田舎家で、仏壇がはめ込みになってる部屋なんですが、

壊す前に仏壇を外したら、仏壇の後ろに扉があって、

「仏壇どけないと開かないから、なんでそんなんスペースにしたものかわからない」

と叔母が言ってました。

「怖いから全員で壊す前に見ておこうね」と開けました。

扉にお札が2枚貼ってありましたが、封印とかじゃなく扉の面に貼ってあるので、貼ったままで開けました。


そしたら中には、着物を着た小さい骨があって大騒ぎになりました。

鑑識の人が来て調べたら、すぐに「これ人間じゃないよ」と言って、今調べてもらっていますが、多分猿の骨。

何で着物とか着せてあるのかは不明。

あと、小箱がいくつかあって、開くのと開かないものがあり、開けた箱にはもれなくサルの指が入ってた。

未だによくわからないままですが、怖かったから書き込みました。


※九州の山奥では猿の手を使ったおまじないがある。

泥棒が入ったら、その手を使って探す(呪いをかける?)という。