【COLUMN】私が愛した男たち
何とも意味深なタイトルとなり申し訳ありません。
ネットで長時間調べものをしているとき
ふと、魔が差したと申しましょうか
『過去の男たち』が気になり検索してみると
思いの外それがとっても楽しくって・・!
(正確には、過去にファンだった著名人男性です)
それぞれの画像をうっとりと眺めていると
「皆に共通点はあるか?」との疑問が浮かび上がり。
そこで、あまり生産性の無い内容とはなりますが
『私が愛した男たち』を(勝手に)考察してまいります。
ご興味が無い方はスルーなさって下さいませ。
(スルーなさる方が大半かもしれません・・)
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ジャン=クロード・ブリアリ
(Jean-Claude Brialy)
主にヌーヴェルヴァーグで活躍した俳優さんです。
フランスかぶれだった当時の私は、それこそ
手当たり次第にヌーヴェルヴァーグ作品を見ていました。
「ヌーヴェルヴァーグと言えばやっぱりベルモンドでしょ!」
と言う、同じくフランスかぶれの友人を尻目に
「分かってないわね、ブリアリよ!」と悦に入っていた私。
(勿論、ジャン=ポール・ベルモンドも大好きです)
仏が誇る美女ブリジット・バルドー(BB)と並んでも
全く引けを取らないノーブルなブリアリさま
彼の出演作で一番好きなのは『女は女である』です。
好きな理由は主演のアンナ・カリーナが
それはそれはひたすら可愛いからなのですが
ゴダール作品には珍しく
『女は女である』はハッピーエンドなのです。
少し破天荒なアンナの手綱を握りながらも、実際には
アンナの掌で転がされているブリアリの演技が秀逸でした。
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ジャン=ルイ・トランティニャン
(Jean-Louis Trintignant)
ご説明は不要ですね、名作『男と女』の主演俳優さんです。
この作品に心酔し切っていた私は
パリに旅行へ行った際、ロケ地のひとつだった
港町のドーヴィルまで足を運んだくらいです。
(真冬だった為、寒さに震えた記憶しかありません)
晩年に近いお写真、私が敬愛して止まない女優さん
イレーヌ・ジャコブと一緒なので『赤の愛』でしょうか
トランティニャンと言えば、やはり『男と女』シリーズ
そして、キェシロフスキ作品『赤の愛』が有名ですが
個人的にはカトリーヌ・スパーク(上右)と共演した
伊映画『女性上位時代』が一番好きかもしれません。
少しHでマニアックなストーリーではあるものの
衣装・インテリア・サントラがとにかくお洒落!
トランティニャン演じるデ・マルキ博士の男気と
愛する女性に見せる従順さがとても素敵でした。
そう言えば、前述のBBと浮名を流していました。
やはりモテるのですね。
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デヴィッド・ヘミングス
(David Hemmings)
ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品の
『Blowup / 欲望 』で一躍有名になった俳優さんです。
(こんな瞳にジーッと見つめられたい・・!)
こちらの画像を目にされると「ああ、アレね!」と
ピンとこられる方が多いかもしれません。
この作品もとにかくスタイリッシュでうっとりします。
特に、サントラがCOOLでかっこいいのです。
ジェーン・バーキンもプラチナ出演していて
私のようなフランス好きには嬉々な一作です。
(バーキンは英国人ですが、仏のイメージですよね)
話しは全く変わりますが
「バルドー派か?バーキン派か?」という論争が
フランス好きの間で時折繰り広げられます。
私の極めて個人的な見解としては
前者は理数系、そして後者は文系だと思うのです。
ちなみに私は理数系では全くありませんが
それでも僅差でBBの方が好きかもしれません。
バーキンも勿論とっても魅力的な女性ですが
何と言うのでしょうか、少し危うさがあって。
その危うさに吞み込まれそうで怖いと申しましょうか。
なんだか映画の話しが多くなってしまいましたが
『私が愛した男たち』の続編はまたの機会に。
(自己満足ですので需要は少ないはず・・)
最後までお読み下さり有難うございます。