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のべるぶ

にょすけブログ①

2023.05.31 18:42

さてさて、初めてののべるぶでのブログ投稿。

本日は、5/31でフィナーレを迎えた「ノベルニア」のイベント

「リューネシア・サーガ」について。


メンバーのかがりじゅんさんが主導で動いてくれている「ノベルニア」。

のべるぶ内でも一番盛り上がりを見せているコンテンツで

毎日常にだれかが設定を投稿したり

シナリオを投稿したり

劇をしたり、感想を伝えあったりしていました。


今回のリューネシアサーガのイベントでは、

にょすけの作成した設定「美学怪盗」からの挑戦状として

「シナリオコロシアム」として勝負をしかけました。



◆「君たち」に贈る手紙 

 「ねえ、貴方にはある?生きていく上での、美学ってやつ。」

 そう話しかけてきた彼女の腕章には、この国のものでは無い言葉でおそらく

「外交官」と書かれていた。

 「あら、これが気になる?私はね、陽光の国《ユクト》から貴方たちと友達になりにきたのよ。」

 友達、そう、友達にね、と彼女は何かを含ませながら先程注文したルッソベリーティーに口を付け、まるで今はまだ言えない言葉を飲み込むように、

甘酸っぱいそのお茶を飲み干してしまった。 

 「ふうん、これが、ルッソベリー、ねえ。」 

「ねえ、例えばなんだけど」 

「貴方は紅茶には砂糖入れる?」

 「私はね、甘くするなら蜂蜜じゃないとだめなの。」

 「それが、私の美学だから。」

 「この国にも、あるでしょう?沢山の美学が。」 

「それこそ、魔導師にも。貴方たち騎士にも。」 

「でも、ねえ、不思議なものよね。」

 「やっぱり、灯台とおなじなのかしら。」 

「ほら、自分の足元は照らせないじゃない?」 

 「私は、知っている。今この放送を聞いている「君たち」は、この世界を創る神様みたいなものなんだって。」 

「私は《美学怪盗》」

 「あなた達の国、最大の禁忌」 

「ゴルドーの真実を」

 「いいえ」 

「ゴルドーの「美学」を盗みにきたの、私。」

 ーーー 

魔王「にょすけ」からの挑戦状。

 ただ今より、リューネシアサーガにて シナリオコロシアムを開催する。

 ルールは簡単。

 「ゴルドーの真実」というテーマでシナリオを書き、誰のシナリオが一番なのかを決める。

 にょすけ VS 君たち の戦いだ

。 君たちのうち誰かが一番になったら、

 にょすけは1週間名前の後ろに「@ゴルドーを疑われる」とニックネーム付与がされる。

 逆に、にょすけが一番になった場合は この勝負に乗った君たち全員に上記のニックネームを付与する。 勝ち負けの勝敗レギュレーションに関しては、 かがりじゅん、説明を頼んだよ。 かかってこいや!!!! 

ーーーー


そんな挑戦状からはじまった今回の「シナリオコロシアム」。

勝敗が決まった日でした。


結果は、

2位 せしぼんくんの喪失の歌

そして同じく2位の黒崎ろくさんの亡国奇譚


そしてそして、1位は僕の THE LAST SONGでした!!!

ふえええええ!!!あっぶね!!!!一位とれた、あっぶね!!!

皆の前に立ちはだかる魔王としてビッグマウス乗せ乗せで挑発した手前

「これで勝てなかったら恥ずかしいぞ!」というリスクを負いながら


俺 VS 皆 の構図で戦ってました。。。。


素直に勝ててよかった。

でもそれ以上に


「正々堂々と、みんなと勝負することができた」というのが

何より一番うれしかったことでした。


ボイコネが無くなって、

我々声劇シナリオライター勢は「個」での戦いの時代に突入しています。

競う場所も、見つけてもらえる場所も少なくなり

それこそフォロワー数や認知度で全部が決まってしまったり

這い上がろうとしても中々伸びなかったりね・・・


(そう考えると、ボイコネって本当に優秀なプラットフォームだったんだなあ)


のべるぶを立ち上げたのは、確かちょうどボイコネリニューアルの時。

落ち込みはじめていたボイコネを、なんとしても盛り上げたいし

もしかすると消えてしまう、無くなってしまう恐怖を抱えたライターみんなを

自分自身も含めて救いたい一心だった。


今回のリューネシアサーガで、

みんながみんなを称えられるような、お互いの技量が認め合えるような

そんな楽しいイベントが発生していて

でもそこでやっぱり、悔しいって気持ちを俺も味わいたかったし

みんなにも味わってほしくて、こうして魔王として君臨しました。


正々堂々と、姑息な手段を使わずに戦える土俵。

それが「シナリオ」というか、「文学」で。

やっぱランキングで味わったあの感情を、みんなにももっと知ってほしかった、っていう

そういう感じなのかなあ。


また戦いたいな、っていっぱい思えました。


やっぱ最高だな、こうしてライバルがいっぱいいるのは。

どんどん書きたくなる。


最高の仲間でもあり、ライバルであり、うん。

後ぐされなく、そうして高めあっていける集団になっていけたらいいなって

俺は思いました。


みんな、ほんとにありがーと!