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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 7-⑫

2018.06.23 03:20

「RYUJI❗立ち入り禁止だぞ!勝手に入っちゃ…」




「るせー!これ持ってろ」




掛けていたサングラスを外して隆二に渡した。




「clear」




ビューンと、RYUJIの周辺で風が舞った。




ツン…と消毒液のような臭いがした。




「俺は万能なんだ、心配すんな」




RYUJIは中に入り扉を閉めた。




外れた点滴の針を的確に元に戻す。




点滴が落ちる速度の調整までした。




近くに置いてあった消毒用脱脂綿を取り、漏れた血液を拭き取る。




ここまで数秒、完璧だ。




「う…ん」




恭介がうっすらと目を開けた。





to be continued…