おもちゃ『グリムス 色と形つみき 三角形』
色鮮やかなグリムスの積み木を使用するのは2〜3歳にかけての色の敏感期が出てくるタイミングが良いかもしれません。昨日から引き続き同じシリーズの三角形を取り上げます。
日中の撮影がどうしても行えずレッスン終了後の夜に撮影しているためグリムス特有の美しい色味を出せず心苦しく思いますが、その反面木目がしっかり出ている写真となっているため映像と実際手に取られた時のギャップはそんなに無かろうかと思います。
厚み4cmの三角形が7色、各1ヶずつあります。数が少ないので積み木遊びを行う場合には他の積み木と組み合わせて使用することになりますが、それでも限られた7ヶで遊び方を捻り出すのも子供の発想力の豊かさではないでしょうか。
ある生徒さんがこのグリムスの黄色の積み木を手に「フレンチトーストみたいだな、美味しそう。」と食べ真似をしていたことが笑顔と共に思い出されます。フルーツサンドのようにも見えてきますが、ゴッホの描いた『アルルの跳ね橋』やロンドンのビッグ・ベンの時計台部分、モネの描いた『ルーアン大聖堂』をイメージしたものが作れそうな気もします。
また高さや積んだ時の見え方の違いに気付くことも出来るかもしれませんし、すでに図形力を念頭に積んで見え方を確認する学びを行う生徒さんも使用しています。
遊びの中で子供が何をどのようにイメージしているのかを垣間見ることができる瞬間がとても楽しい時間ですし、その遊んだ力を活用して学習に結びつけるだけの力を育んでいる様子に冷静を装いつつ北叟笑んでいることもあります。
いずれはリビングいっぱいに吹き抜け天井を生かして巨大な積み木作品を作れたら素敵なことだなと毎朝コーヒー片手の10分至福の時間に浸っています。さてそろそろレッスンの準備といたします。今日みなさんも素敵な時間をお過ごしください。