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日中バイリンガルMC

“胆小” “恐高”でゴメンナサイ!

2018.06.23 08:04

“胆小”、 “胆小鬼”=肝っ玉が小さい、怖がり

“恐高”、“恐高症”=高所恐怖症



今週月曜日、大阪北部地震発生時はちょうど出勤前の身支度中。洗面所でドライヤーを手にしていたら、リビングでけたたましい音(スマホの地震警報)が・・・と、その後のことは記憶がおぼろげです。




情報番組が流れていたはずのラジオから「地震です。揺れに警戒してください」と何度か機械音が流れたこと、壁から物が落ちて来たこと、そして自分が悲鳴をあげたこと、地団駄?を踏んだことはかすかに覚えていますが、立派なパニック状態ですね・・・。




阪神大震災を経験していますし、神戸市にある震災記念施設「人と防災未来センター」でボランティア通訳をしていたこともあります。「いつか大きな地震が来る」と日頃から心の準備はしていたつもりですし、よく外国の友人達にも「気を付けた方がいいよ〜」なんて言っていたのが、いざというとこれ。もう、情けないことこの上ありません。




もともと怖がりで、加えて高所恐怖症なのですが、現在更に症状が増したようで困っています。現在、毎日「次こそは冷静な対応を」とイメージトレーニング中なのです!




なのに!このタイミングに仕事で伺うことになった大阪の某ホテルのフロントが何と40階!




しばらく1階エレベーター前で呆然と立ち尽くしましたが、「仕事!!!」と気合を入れ、「乗ってしまえば何とかなるかも」とエイヤとエレベータに飛び乗りました。



ところが・・・このエレベータが揺れる(と感じる)、長い(と感じる)。壁にへばりついていたのですが途中から身体がガクガク、めまいも・・・と、その時、一緒に乗っておられたマダムが「大丈夫?もう少しだから頑張って!」と励ましの声をかけて下さったのです!




「ありがとうございます・・・頑張ります!怖くて・・・でも仕事で・・・」と言葉にすると少し落ち着き(本当に少し)いよいよ40階に到着。




「お願いだから開いたら外が見えませんように!」と願ったのも虚しく、扉の向こうは大阪の街を眼下に見下ろす大パノラマ!!!足がすくんで座り込みそうになった私をマダムは「普通の人は喜ぶんだけど」と少し笑いを含んだような、困ったような感じで呟きながらも、腕をとってフロントまで案内してくださったのです!本当にありがとうございます・・・



この日のミッションはフロントでの数分間で終わりだったのですが、会話の間中カウンターにへばりつき、手のひらと背中から汗が噴き出すのがわかりました。そう、カウンターに向かって立っている私の背中側には例の大パノラマ!!!ゾクゾクします!!!その横を楽しそうにチェックインして行かれるご家族連れ、カップルの皆様、みんなどうして大丈夫なのー!?私は永遠にこちらのホテルにはお世話になれません。



そうして見事用事を済ませ、カウンターを離れようとするのですが、どうしても足がいうことを聞かない事を発見。恥を忍んで「実は、怖くて動けません」というと、スタッフさんが「まあ!大丈夫ですか?大変ですね」とステキな笑顔で下まで送ってくださったのでした。やっと地に足がつき安心した勢いで「この建物、地震は・・・?」と伺うと「ええ、多少は揺れました」と!もちろん揺れますよね(涙)こちらで毎日お仕事されている方、本当に尊敬いたします。




というわけで、結論。高いところでのお仕事は大変申し訳ありませんが当面お断りすることがございます。どうぞご理解くださいませ・・・。




我有恐高症,也是胆小鬼,这次大阪北部为震地的大地震让我深深体会到自己的这个毛病。平时我热爱工作,非常欢迎各位的咨询和委托,不过只有要登上高处的任务至少目前很有可能接受不了,我事先向各位表示诚挚的道歉!敬请谅解!祈愿各位平安无事!每天开心快乐!