株価乱高下　～恐怖指数って何?～

日経平均株価の終値が急落した時などに耳にしたことがある「恐怖指数」って何だろう…気になったので調べてみました。恐怖指数とは、VIX指数のことで近い将来に暴落が予想される時などに数値が跳ね上がるため、恐怖指数と称されるようになったそうです。VIX指数とは、「ボラティリティ・インデックス（Volatility IndeX）」の略称で、アメリカのシカゴ・オプション取引所が、アメリカの主要株価指数「S&P500」を対象とするオプション取引の値動きを元に算出し公表しているそうです。

そして、VIX指数は「オプション取引」を基に算出されているので、株式市場の先行指標と考えられているオプション市場が上がると日経平均が上がる。オプション市場が下がると日経平均が下がるというような流れて相場が動くと考えられているそうなんです。つまり、オプション市場のボラティリティが高くなると、将来、相場が大きく動くと予想していると考えられ、将来の投資家心理を表すパラメータとして使われているそうです。通常は、10～20の範囲内動くそうですが、相場の先行きに不安が生じた時には数値が大きく上昇し、過去のチャートを見ても、リーマンショックなどの大きな出来事が起きた後は、大きく上昇していたそうです。