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あいおい庵          

菩薩行

2018.06.23 13:14

今日も一日お疲れさまでございました。


優しさ、思いやりに満ち溢れた姿。

それが本来の私達の姿「菩薩」です。


「御仏」といえば、何でもこちらの思いを叶えてくれる、そんなイメージがあるかも知れません。


けれども、何かしらの障害のある時に

私達は気づくことが多いものです。



例えば「いつもニコニコ、笑顔で」

これは、和顔施(わがんせ)という

布施行がございます。


これは代表的な、私達に出来る

菩薩行です。




これを綺麗事とさせない方法があります。


それは「相手の立場で物事を考えてみる」こと。



何でも与え過ぎる甘さだけでなく、

時には厳しさが必要な時があります。



「それ惟みるに(おもんみるに)

病あるときは薬あり。

障りあるときは教えあり。」



考えてみれば、様々な病気に対して

それぞれに対処の仕方のある様に、

困り事が起きるときは

我が身を振り返る機会であり、

そこにこそ、御仏の智慧が働いているのです。




どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。