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6/20『テクサ:新しい世界で渦(UZU)をつくる』:水道橋博士のメルマ旬報る組vol.159

2018.06.20 14:45


僕は、今年の2月から株式会社テクサの社外取締役をやっています。 

この会社は、ネット配信事業と、ネットで活躍するライブ配信者、ユーチューバーのマネジメントをやっている会社です。 

僕がテレビの世界に四半世紀いて、今はネット配信の会社をやっている。 それってこの連載のタイトルのように「“テレビの果て”に角田はついに行ってしまったんだなー」って、きっとテレビのフレームの中で生きているテレビマンたちは思う(揶揄する)でしょう。 

でも歴史を見ていても、イノベーションは、いつも文明の果て=周縁で生まれます。 

それは文明の中心にいると、その文明を保守することが目的になって、その文明を更新することが難しいからなのです。 

逆に周縁にいる者は、その文明の圧力から弾き飛ばされた分、その文明を外側から俯瞰して見ることができます。当然中心にいる時ほどの、お金も、権力もありませんが、その分自由です。 

そこで新たなメディアが、芸能界が、広告モデルが、中心にいる時には予想だにしない形で、生まれてくると僕は思っているのです。 

いや、すでに生まれていますよね。ユーチューブ、ネットフリックス、AbemaTV、SHOWROOM…そこと既存のテレビ、芸能界はどう向き合うのか?どう変化するのか? 

そんな話をしてみたいと思います。

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