アルザスワインについて
◆アルザスワイン街道とは?
アルザスのワイン街道は、60年以上にわたりアルザスワインの名声に貢献しており、全長170km以上で、北から南まで、ヴォージュ山脈の東斜面のふもとを蛇行していきます。
街道を歩いているとぶどう畑と、狭い路地のある花があふれた村々が交互にあらわれてきます。アルザスワイン街道はアルザスを発見し、各村のワイン生産者と出会うことができます。
村の数は100以上あり、自転車道、散歩道などもあり、山歩きなどがお好きな方には最適のハイキングになります。
◆AOC アルザス(AOC Alsace仏語)
アルザス地方で既定の生産基準を守って造られたアルザスワイン「Vin d'Alsace」(フランス語でアルザスワイン)はAOC アルザス(AOC Alsace仏語)と表記されています。(AOC= Appellation d'Origine Contrôlée; 日本語に翻訳すると「原産地統制呼称」「原産地呼称統制」=フランスの農業製品、フランスワイン、チーズ、バターなどに対して与えられる認証であり、製造過程及び最終的な品質評価において、特定の条件を満たしたものにのみ付与される品質保障の事。)
アルザスワインの特徴
通常アルザスではボルドーのように混醸せず、単独品種でワインを造るのが一般的です。
と言うことは、ワインはその品種によって味が異なると言うことになります。
また、アルザスワインの一般的な特徴として他の地区では比較的甘口に造る品種でもアルザスでは総て<辛口>のワインに仕上げると言われています。
とは言え、その製法やワイナリーによっては、甘口ワインに仕上げているところもあり、ここ数年は甘口ワインが人気だった為、甘口ワイン生産が主流だった傾向にあります。ワイナリーも消費者に多少合わせて、ワインを生産しているのかもしれません。
◆アルザスワイン ぶどう品種
シルヴァネール
ピノ・ブラン
リースリング
ミュスカ
ピノ・グリ
ゲヴルツトラミネール
ピノ・ノワール
●その他の品種 アッサンブラージュ(ブレンド)
エーデルツヴィッカー
ジャンティ