【2023/6/15(木) 開催!】ジャズピアノソロコンサート at あじさいプラザ
6月15日(木)瀬谷駅南口を出てすぐのあじさいプラザにて、ジャズピアノコンサートが開催されます。演奏者はマテウシュ・ガヴェンダさん。なんと遥か西方ポーランドからやってきます。
ポーランドってどんな国?
世界史を習ったことのある人にとっては印象深い国名かもしれません。とても歴史のある国で、特に16〜18世紀はポーランド・リトアニア共和国という、ヨーロッパで最大の領土をもつ強大国でした。当時からオペラが盛んな他、「ポロネーズ」というポーランド独自の舞曲がヨーロッパ中で流行ったといいます。その後さまざまな国難に見舞われますが(国がなくなることも!)、多くの人が祖国の文化を残そうと努力しました。かの有名なフレデリック・ショパンもその一人です。
ポーランドでジャズが流行り始めたのは20世紀後半。旧ソ連体制下のポーランドでは多くの娯楽が規制されていましたが、民主化運動とともに米英の文化であるジャズが注目されるようになりました。(何という反骨精神!)
今ではポーランドのジャズは日本でも人気があるようですよ。
アーティストの曲をチェック
マテウシュさんの曲はストリーミングサイトにて聴くことができます。
https://open.spotify.com/artist/0qHGZERQA6TA62BFdQx2y7?si=9-VkiOW6Qbi11YeSHEYb3g
父親の友人が経営するジャズクラブに通い始めたのが、ジャズにのめり込むきっかけだったそう。実家にあったクラシックやジャズのレコードに影響を受け、ジャズはもちろん映画音楽や印象派の音楽も好きだといいます。ピアノを始めたのは7歳のころ。19歳からはクラクフにある音楽アカデミーに通い、現在は在学中に出会ったメンバーとトリオ(ドラム・ベース・ピアノの三編成)で活動しています。
彼のアルバムを聴いた感じ、私のお気に入りは『Amelia Hopes』という曲!ダークな雰囲気ですがどこか軽快さがあり、不思議な情景が浮かんでくるようです。
気軽に楽しめるジャズ
アメリカの黒人音楽として始まったジャズは、昔から庶民の音楽として楽しまれています。日本でもカフェなどカジュアルな場所ではよく聞こえてきますよね。コンサートとなると多くの日本人にとっては馴染みが浅いですが、決してハードルの高いものではないのです。
そして、ジャズはとても懐の深いもの。様々な文化と融合して今も進化し続けています。中でもポーランドのジャズがどんなものか、気になりませんか?元々ジャズが好きな方はもちろん、お仕事の後にちょっと寄ってみたり、お子様にコンサートを体験させてあげるなど、いかがでしょうか。
ピアニストよりひとこと
6月に皆さんにお会いできることをとても嬉しく思っています!
なんと日本語でのメッセージ動画もいただいちゃいました!
チケット
下の画像をクリックすると確認できます。
詳細
【公演情報】
▼2023年6月15日(木) 19:30開演(19:10開場)
瀬谷区民文化センター あじさいプラザ 4階 音楽多目的室
全席自由
前売:2,500円
あじさいプラザ窓口にてチケット販売中
※あじさいプラザ窓口での販売は6月14日(水)までとなります
Mateusz Gawęda(マテウシュ・ガヴェンダ) Piano
〈主催〉内藤プランニング
〈共催〉横浜市瀬谷区民文化センター あじさいプラザ
〈協力〉
ポーランド広報文化センター
JAZZ PO POLSKU FOUNDATION
【プロフィール】
・マテウシュ・ガヴェンダ
ミュージシャン/作曲家であり、また個性豊かな人物であることから、比較的短い時間内に地元のジャズシーンで尊敬される立場を確立しました。彼のユニークな音楽や演奏、そして華やかな衣装や輝かしい外見が、まるで白黒のハリウッドギャング映画から飛び出してきたような、エレガントかつスタイリッシュでカリスマ的でありながら、彼らしい存在感を作り出しています。もちろん音楽はポーランド独特のメランコリーとリリシズムに満ちており、メロディック・テーマだけでなく、トリオが作り出す全体的な音響表現でも感じられます。内向的で熟考的かつ非常に厳粛な雰囲気を持つこの音楽は、圧倒的で見事なものですが、何度も注意を払って繰り返し聴く必要となります。全体的に複雑でエレガントかつ畏敬の念を起こさせる素晴らしい音楽であり、ジャズのイディオムを拡張する真に優れた作品であり、称賛と注目の両方を受けるにふさわしいものです。また、この作品は、過去4年間で最高のポーランド・ジャズのアルバムをリリースし続け、最高水準の芸術的な成果を維持し続けているポーランドのレーベル、ポーランド・オーディオ・ケーブルの別のマイルストーン・アルバムでもあります。素晴らしい仕事をしていると心から賞賛します!
アダム・バルックによる最新アルバム「Falstart」についてのコメント(『The Soundtrack Of My Life』)
・マテウシュ・ガヴェンダ・トリオ
2014年から共演しています。バンドは、主にマテウシュ・ガヴェンダが作曲したプログラムで成り立ち、1960年代のジャズ、20世紀のヨーロッパ音楽、現代音楽など、あらゆる音楽ジャンルからインスピレーションを得ています。バンドの音楽を表す言葉は、新鮮さ、成熟度、感情、喜び、そして暗闇です。
2016年には、バンドがデビューアルバム「Overnight Tales」をリリースし、現在でも観客や批評家から高い評価を受けています(「Overnight Tales」は、ポーランドの音楽賞であるFryderyki(フレデリック)2017の「Jazz Music - Phonographic Debut of the Year(ジャズ音楽-フォノグラフィック・デビュー・オブ・ザ・イヤー)のカテゴリーにノミネートされました)。2018年以降、トリオは最新アルバム「Falstart」からの楽曲を演奏してコンサートを行っています。バンドはまた、レコード盤のアルバムもリリースしています。
【他公演】
6月16日(金)19:30開演(19:00開場)
新宿Pitinn
〒160-0022新宿区新宿2-12-4アコード新宿 B1
「新宿三丁目駅」より徒歩3分
<チケット>
新宿Pitinn:03-3354-2024
¥3,850税込 ¥3,500+税(1DRINK付)
<出演者>Mateusz Gawęda Trio
http://pit-inn.com/artist_live_info/230616mateusz-gaweda/
〈主催〉内藤プランニング
〈協力〉
新宿Pitinn
ポーランド広報文化センター
JAZZ PO POLSKU FOUNDATION
6月17日(土)15:00開演(14:30開場)※完売
北とぴあ つつじホール
〒114-8503 東京都北区王子1丁目11−1
「王子駅」より徒歩1分
<チケット>
4,000円
北区文化振興財団:03-5390-1100
<出演者>
David Bryant’4 REAL’(デイビッド・ブライアント フォー リアル)
デイビッド・ブライアント(ピアノ)
須川崇志 (チェロ)
パット・グリン(チューバ/ベース)
中村海斗(ドラム)
馬場智章 Gathering (ギャザリング)
馬場智章(テナーサックス)
西口明宏(テナーサックス/ソプラノサックス)
マーティ・ホロベック(ベース)
小田桐和寛(ドラム)
Mateusz Gawęda Trio(マテウシュ・ガヴェンダ トリオ)
マテウシュ・ガヴェンダ(ピアノ)
アラン・ヴィクピシュ(ベース)
グジェゴシュ・パウカ(ドラム)
主 催:(公財)北区文化振興財団
共 催:東京都北区
企 画内藤プランニング