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子フェスタ広場

「大好き外遊び」座談会

2023.06.03 10:42

「大好き外遊び」

宮前区冒険遊び場ネットワーク


 「遊ぶことは生きること」

プレーパークで思いっきり自由に遊んでいるこどもたちを見ていると 

この言葉がジワジワと自分の内側を浸食してきます。 もしかすると、今の大人こそ、この言葉が必要なのかも!と私は思わずにいられません。 自分の内側から湧き出る「やってみたい!」から始まる遊びは、自分そのものであり生きる喜びであるから。


これは、プレーリーダーの第一人者天野秀昭さんの言葉

第1回、2回のワークショップで子育ての悩みが出てきましたが、まだまだ体も心も発展途上中の子どもに対して感 じる「子育ての悩み」というのは、親の思い通りにさせたいがため、親の心配の裏返しだったりするものです。 だったら、発想の転換で、子どもの視点に立って「遊ぶ=生きる力」を導き出せる場がある事で、解決することがたくさ んあるかも?なんて気がつきました。子どもが一番、のびのびと自分を表現できる「外遊び」は、いろんな意味で、そ んな生きる力を引き出し、大人に見せてくれます。

!さぁ、みんなで話してみよう!


プロジェクターで冒険遊び場ネットワークのスライドを見ながら くぼちゃんが話してくれました。


そのあとみんなで外遊びのエピソードを話しました。


○「自然の中で遊ぶって」

・自然の中で遊ぶ→生きる力を育む

・時間・空間・仲間 3間がない今 

・宮前区には自然がいっぱいの公園がある。

・こどもはとにかく走るのが好き。思いっきり走らせてあげたい。

 ・小さい子も外で昼寝。気持いい

・「土」から感じる。五感を使う。

 ・泥の感触。 

・工具を使うこと。やってみる体験が大事。



○「いろんな大人がいる」

 ・雨の日に思いっきり遊ぶ。雨の日の利点は他に誰もいないこと。制限せずに遊ばせられる。 

・親同士の視線が怖い。

 ・棒を持っていて注意されたことがある。自分はもう少し見守っていようと思っていた。 

・順番を抜かされたこどもの親に注意されたことがある。

・大人が仁王立ち。

・いろんな考え方の人がいるってわかることも大事。

 ・施設での子ども同士のけんか、見守っていようと思っていたのに止められた 

・安全管理の立場から?


○「地域で育てる」

 ・政府の子ども支援策は、保育所などに預けることに支援があるが、自分で子育てしようとしているところには支援 がない。

・平等じゃないと思う。

・近所との繋がりが薄く、お互い頼れないことが多い。

 ・隣の家のライフスタイルが見えない。 

・踏み込んじゃいけないと感じる。

 ・コロナ禍が繋がりの希薄さを加速させた。


○その他 

・こどもは壊すことが好き。子フェスタで壊してもいいよというコーナーを作ったら面白いかも

自然の中で遊ぶことの大切さと

今の環境は自由に遊ぶことが難しい

という側面があることもわかりました。

コロナ禍を経て、この問題は更に難しくなってきている感じもします。


天野さんの言葉通り

今こそ、大人たちに必要な言葉

「遊ぶことは生きること」

この言葉を広く伝えていきたい。


そう強く思った座談会でした。