野球プエルトリコ代表 選手名鑑
2025.12.05 18:32
| 3度目の決勝進出の鍵は世代交代
| 前回大会の悲劇を払拭なるか?
プエルトリコ代表と言えば、選手・スタッフが頭を金髪に染めて結束を高めるスタイルが有名で『チーム・ルビオ(金髪)』の愛称で知られる。その団結力を示すが如く、過去のWBCでは厳しい組み合わせながらも、一度も1次ラウンド敗退をしていない。'26年大会1次ラウンドは母国サンファンでの開催が決まり、その記録はどうやら継続しそうだ。しかし、悲願の初優勝を目指す上では課題は多い。1つは選手の高齢化。F・リンドーア、J・バエズ、C・コレアなどスター選手は30歳オーバー。若手も台頭しているがタレントは少ない。もう1つは先発投手。優秀なリリーバーは多いが、メジャーで先発ローテを担える程の投手は足りておらず、プエルトリコ系選手のリクルーティングや若手の発掘が必要だ。
また、前回大会では守護神E・ディアスの負傷離脱という不運に遭った。更に続く準々決勝メキシコ戦では終盤にA・ディアスが打たれ逆転負け。今回もすでにキケ・ヘルナンデスが手術で出場辞退が確定的であり、1次ラウンド突破する所まで怪我人は極力出さずに決勝トーナメントに挑みたい。