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認知症

2023.06.04 00:49

シーズサロンです。

本日はいて座満月。そして明日5日は最高の吉日「天赦日」です。両日とも新しいこ

とを始めるには最良な日。有意義にお過ごしくださいね。


さて今日は認知症のお話です。

91歳の母が1か月入院したら軽い認知症を発症しました。会話不足、運動不足…原因

は定かではありません。


認知症は2025年には3人に1人が発症すると予測され、治療が難しいのが現状です。

約束を忘れた、昨日何を食べたのか思い出せない、というのは老化による記憶力低下

であり、約束自体を覚えていない、食べたことを記憶していないなど記憶がすっぽり

抜ける状態を認知症というのだそうです。


認知症予防・改善にはいろいろな方法がありますが、その1つが香りを嗅いで脳に刺

激を与えること。


鳥取大学の浦上克哉教授は、20年ほど前から嗅覚と脳の関わりを研究し、ある種の香

りが嗅神経を通じて脳の海馬機能の低下を防ぎ、認知症の予防、回復効果に有効であ

ることを発見しました。


浦上先生はオーガニックで栽培された原料による精油を使用し、朝から昼はレモンと

ローズマリーの精油、夜はラベンダーとオレンジの精油の香りを嗅ぐことを推奨して

います。心地よい香りに癒やされて、認知症予防になるなら一石二鳥。ご希望の方に

はディフューザーと精油のセットをお分けいたしますのでお知らせくださいね。

認知症の多くは「アルツハイマー型」と言われるもので、これはアミロイドβという

異常なたんぱく質が脳に蓄積されることが原因と考えられています。


現在認知症の決定的な治療薬はないとされていますが、一方でアメリカでデール・プ

レデセン博士が開発した「リコード法」と呼ばれる治療法が話題となっています。

リコード法の基本は生活習慣の改善と適切な栄養補給です。


ちなみに認知症になりやすい生活習慣の一例は

〇甘いものや揚げ物をよく食べる

〇パンなどの小麦製品をよく食べる

〇運動はあまりしない

〇歯の手入れをあまりしない

〇夜ぐっすり眠れない


とされています。さらには

〇加工食品をよく食べる

〇生活空間にカビが生えている

〇化粧品、ヘアスプレーなどをよく使う(化学的な香りが問題)

〇多数の薬を服用している

といったことも挙げられています。


認知症を改善・予防するための7つの戦略が

1 栄養

2 運動

3 睡眠

4 ストレスケア

5 脳への刺激

6 デトックス

7 サプリメントの使用


シーズサロンでは認知症についてさらに勉強して、いずれ勉強会を開催したいと思っ

ています。


認知症改善のプログラムは、そのまま健康寿命を延ばし、生涯元気に暮らせるための

プログラムでもあります。