マメ対策 実践編
2018/6/28
そうそう、今年、時任三郎さんも巡礼中に爪が・・・
再度、マメの発生原因として考えられるのは
1)靴のサイズが合っていない
2)履いた靴下のシワを伸ばしていない
3)靴を履いた時の蒸れ
4)靴紐(シューレース)の締め過ぎ
5)荷物の重量が重く、足裏に圧力がかかる
このうち実践時に考えられる予防対策は
1)靴のサイズが合っていない
これの実践時の予防対策は無い。
2)履いた靴下のシワを伸ばしていない
文字通り、1枚目の靴下を履いた後、一回全体を触って捩れが無いか確認した上、2枚目を履いた。
少し歩いて違和感があれば、再度履き直す。
3)靴を履いた時の蒸れ
雨が降ってきた時は、極力靴が濡れないようにと、天気アプリを見て、雨宿りをして雨雲が通り過ぎるのを待つ。
休憩の度に、短時間であっても、靴を脱ぎ、2枚の靴下も脱いで、足を乾燥させた。
脱いだ靴は、靴の中敷まで外して、中に風をあてた。
これの利点はもう一つ。
靴を脱いで下敷きを外すとわかるが、以外と靴の中に砂や小さな石が入っている。
そのままの状態で歩き続けると、足の裏の一部に荷重がかかってしまうことが発生する。
マメの原因をなる異物(砂や小石)を早めに除去することでマメ発生の予防だ。
靴下も、同様に風を通した。時間があれば裏返しにして干した。
靴は、宿の着いてからも、同様に靴の中敷を外して干しておいた。
下は靴箱の写真、この内、中敷を外して干しているのは2足のみと、対策している人は少ない。
長い間歩いていると、靴下と皮膚が擦れて、熱を持って蒸れる。
これを防ぐために、摩擦を防ぎ滑りやすくするようにと「ボルダースポーツ(BOULDER SPORTS)」を、毎朝足にすり込んだ。
プッシュした量は、片足卵1個ぐらい。
擦り込んで、乾いてから靴下を履いた。
帰国後、使用量を計量したら1日あたり3.2gだった。
(購入時88g,帰国後63g,使用量25g/9日,ボトル容量56g)
つまり、ボトル1本で約17日使える。
4)靴紐(シューレース)の締め過ぎ
これは、普段通りに靴紐を締めた。
山を登るときは、足首が動かしやすい、やや緩い結び方で締めた。
反対に山を下るときは、足が靴の先端側に寄らないように、踵が浮き上がらないように、しっかり足首を締めて、かつ上まで巻き上げた締め方とした。
5)荷物の重量が重く、足裏に圧力がかかる
仕入れあげれば、ザックに荷物を詰め込むときに、左右均等の重量配分となる考えながら詰め込んだ。
最後に、もしマメの発生時の対策は
1)足のどこかがビリビリしたら水ぶくれになる前兆。
2)その部分にまずテーピングをする。
テーピングは角を丸く切って張らないと、皺が出来て、その部分が新たに水ぶくれになる。
ありがたいことに、今年の巡礼期間中は豪雨や本格的な雨が無く、小雨や霧雨で済んだ。
その為、「靴を履いた時の蒸れ 」のリスクが低く、マメは全くできず歩き終えることができた。
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