『私もう年だから』という言葉は自分の成長を楽しめていないから。
『私もう年だから...』って言うの、なんか悲しいからもう止めませんか...??
美容師同士で話をすると、結構な頻度で聞く言葉。
そしてだいたい30代とか40代の人たちと色々喋ってると、こんな言葉をよく耳にする。
確かに美容師ってハードだし、(特にNYNYのスタッフはめちゃくちゃやる事が多いかも)
たくさん担当する日は、身体がめっちゃしんどいと思う。
でも身体がしんどいからって、自分を年寄り扱いするのはまた別のはなし。
多分、自分の周りに比べる年寄りがいないから、たかだか10年や20年ですぐ〝ベテラン感〟がでてしまうのも問題である。
『とはいえ俺らもうオッサンやろ??』
『そろそろ身体もしんどいよなぁ』
そんな人たちに僕は言いたい。
『人生まだまだ長いんだから、わざわざ自分を年寄り扱いするのは損しかない!』
なんか自分を年寄り扱いするのって、〝あきらめ〟とか〝哀愁〟が漂ってて、全然プラスの発想じゃないんですよね。
人生80年あるとして、たかだかまだ半分しか経っていない。
むしろ20歳まではただのプロローグで、そこから仕事を始めたとして
今年33歳になる僕はやっと物心がついた頃なかなって思うわけですよ。
そしてどこかにこんな気持ちが芽生えてきているのではないですか??
〝そろそろ楽をして生きていきたい〟と。
ぼくは〝楽すること〟について何度もブログを書いてますが、楽は決して『何かをしないこと』ではないんですよね。
『仕事を楽にしていきたい』なんて考えたら、残りの40年どうしていきたいの?
ってなっちゃいません??
冷静に考えてみてください。
まだ折り返し地点にも立てていないです。
もちろん美容師はハードなお仕事やから、身体がしんどいのはわかる。
30歳や40歳で身体がしんどいから、身体を動かさない仕事をする。
じゃあ残りの30年はどうやって人生の生産性を保つのだろう??
ってなんか段々と厳しくなってしまいますが、
そもそも夢や目標をもってキラキラしてる人は『自分は年だから』とか言ってるのを見た事ない。
仕事は〝楽〟を求めるのではなくて〝効率〟を求めていくべきなんですよ。
決して結果や生産性を落としてはいけない。
むしろ上げていくことの方が、人生が充実することは間違いない。
『じゃあ今の自分が何に投資すべきか?』
を考えていけば良いのではないでしょうか。
人、お金、時間、知識、労働、経験、人徳、思いつくすべてにまだまだ投資できるし、何より投資を通して
自分の成長を楽しむ事ができる。
夢や目標が見当たらない人は、きっといま自分の成長を楽しめてない人だと思う。
ミクロ(狭い視野)で物事を判断しようとすると、目先の利益や楽にとらわれすぎて、今後の40年を見失いそうになる。
だからマクロ(広い視野)で今を判断しないといけないですね。
『先の事なんてわからないです』なんて当たり前の事を不安に思うのは止めよう。
要は自分の道を選ぶことができる場面で、選択肢をたくさん持てばいいだけなんです。
いま僕の周り(特に美容業界)は、40代の人たちが1番花を咲かせてる感じがする。
30代美容師はなかなか目立ってる人がいないので、それがなんか悔しくないですか。
今の僕らの方が成長速度は速いはず。