塾の先生が考える小学生低学年のうちからやっておくといい3つのこと
「小学生低学年のうちからやっておくといいことってありますか?」
こんな質問が届きました。何回かこのブログでもそういうことについての記事を書きましたが、私自身が何を書いたか忘れてしまった為、今一度考えをここに記しておきましょう。
あくまで個人的な考えですので、鵜呑みにはせず、参考にしていただければ幸いです。
それでは早速一つ目から。
良い生活習慣を身につける
一つ目のやっておくといいことは「良い生活習慣を身につけること」です。
良い生活習慣とは、具体的に言えば、朝早く起きて朝ごはん食べて、電子機器とは適度な距離をとって、夜は早く寝ることですね。
まとめると、「朝夜スマホ」です。
特にスマホは今や勉強の最大の敵と言っても過言ではありません。その怖さを知りたければ下記の記事をご覧ください。
子どもにスマホやタブレットを買い与えるときは必ずルールの設定を。まぁ、小学校低学年なら渡さない方が良いかもしれません。
何事も健康第一です。朝と夜、しっかり食べてしっかり寝て、元気に暮らしましょう。まずはそれが何よりです。
体験する
2つ目のやっておくといいことは「体験すること」です。
体験の内容はなんでも構いません。川遊びでも、ものづくりでも、お絵かきでも、映画でも、旅行でも、武道でも、ピアノでも、鬼ごっこでも、なんでも大丈夫です。
様々な体験を通して、手続き記憶(自転車に乗り方とか泳ぎ方とか楽器の吹き方とか)を身体に貯めておく事は大切です。
また、転んだら痛い、ぶつかったら怪我する、これは危ない、それは大丈夫みたいな実感を持っておくことも。それって体験してみないとわからないことなんですよね。
体験をしていくと自分の世界が広がっていきます。この広がった世界が、後の勉強においても強い味方になってくれるのです。
大人も一緒に楽しみながら、色んなことに出逢いにいきましょう。
学習習慣をつけておく
3つ目のやっておくといいことは「学習習慣をつけておくこと」です。
もっと簡単に言えば、机に向かう習慣をつけておくってことですね。やるものは学校の宿題でも市販の教材でもなんでも良いです。毎日変わらずに机に向かう。その姿勢を身につけておくことに重要性があるんですね。
「でもなんだかんだ忙しい」とか「習い事も多くてできない」という場合は、オススメの戦法があります。それが「1日1ページ戦法」です。
習慣というのは継続することで作られます。だから、まずはその量とか質より、続けることが大事なんですね。最小限のページを毎日やることで負担を減らし、続けやすくすることができます。
もちろん最低1ページなので、調子が良ければ増やしても構いません。でもどんなにやったとしても、次の日には必ず1ページやる。これを続けていけば、習慣が出来上がるでしょう。
日々の忙しさや習い事の様子を見て、この1日1ページやる教材を増やしてもいいかと思います。ちょうどいい負荷を設定できるといいですね。
なお、1日1ページ作戦にオススメの教材は以下の通りです(モノによっては1Pではなくきりのいいページ数を設定してあげてください)。リンクを貼っておきますが、可能ならば本屋で一緒に選べると最高ですね。
・なぞぺ〜
・算数ラボ
オススメ教材はYouTubeでも適宜紹介していきたいと思います。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。