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マヤ

三代目❤️夢小説(臣隆編)3

2018.06.25 03:20

「へぇ…可愛いな、これ」



「でしょ!気に入った?」



「え?俺にくれんの」



「いいよ、あげる」



「さんきゅ」



「臣どっちがいい?」



「え?無理…選べないよ」



「ん…じゃあ俺が決めてやる」



「ん」



「こっちのリングよく見てみ」



「泣いてるな」



「俺は臣にしか見えない」



「ほら、ホクロの場所、おんなじだろ?」



隆二は人差し指で俺のトレードマークに触れた。




「隆二…」



「俺はこっちの臣バージョンで」



「じゃ、俺は笑ってるやつか」



「ん…仕事で忙しくて会えない時は、このリングを見て俺だと思って」



「ふふ…」



「俺はこのリング眺めて、臣寂しくて泣いてんじゃないかな?…って思ってるから」



「…泣くもんか」



俺はゆっくり目を伏せながら隆二に近づいた。



隆二は俺の唇に目線を下げてから、静かに目を閉じた。



二ヶ月ぶりの甘いキスは、会えなかった時間の心の隙間を、瞬時に埋め尽くした。



髭の感触も…



柔らかな唇も…



全てが愛おしい




つづく