【マンチェスター・ユナイテッド】新監督候補にリーグライバルの指揮官が浮上

トッテナム・ホットスパーのアルゼンチン人マウリシオ・ポチェッティーノ監督(43)は、今季不振によって去就に注目が集まるルイ・ファン・ハール監督の後任候補を探しているマンチェスター・ユナイテッドで招聘希望リストの上位に名前があると『Sunday Mirror』。

RCDエスパニョール、サウサンプトンを経て2014年夏にスパーズに就任し高く評価されているポチェッティーノ監督は18か月前にロンドンにやってくる以前からも冷静さや尊厳、そしてコーチング能力の高さに着目され、さらに今季スパーズで多くのイングランドの若手選手を登用したチームで台頭、マンチェスター・ユナイテッドの上層部にも感銘を与えている。

更に最小限のチームへの補強に抑えた中でのスパーズをプレミアリーグのタイトル候補へと導いている手法は、LvG監督の将来が保証から遠く及ばないところにある中で、オールド・トラフォード内でも彼に名声を加えている。

アルゼンチン人と同様に候補とされている者では、マンチェスター・ユナイテッドでもDFとして活躍し、現在パリ・サンジェルマンを率いているフランス人のローラン・ブラン監督(50)も今夏の招聘可能性の高い指揮官として浮上している。

ただし、ブラン監督は自身も望む新契約に関してPSGと交渉中にあるとして、迅速に行動する必要性にも迫られている。

チャンピオンズリーグのグループリーグでの敗退の後、ユナイテッドはプレミアリーグでもトップ4から遠ざかりつつあり、LvG監督は今季終了後にも解任される可能性が依然残されている。

そんなオランダ人指揮官がCL出場権のトップ4以内のフィニッシュか£250mを費やした末のタイトル獲得のいずれも達成できなかった場合、ファンは2017年夏までの任期満了以前に退任を望むという。