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【あじさいウイーク2023】京都屈指の“アジサイ絶景”を求めて💓柳谷観音・楊谷寺へ

2023.06.09 02:23

平安時代より眼の観音様として名高く、眼病平癒の祈願所として皇室から「西の清水」と呼ばれていた柳谷観音・楊谷寺。こちらは京都屈指の紫陽花(アジサイ)の名所、そして花手水発祥の寺としても全国的に人気を誇っています。

ただいま柳谷観音では、初夏の恒例イベント「あじさいウイーク」を開催中!

6月30日(金)までの期間中、「花手水」がアジサイで彩られるほか、「花手水おみくじ」や、限定の御朱印も登場。今年初開催のフォトコンテストやアンブレラスカイ、人気WSも開催♪

また、200年という長い年月を経て老朽化している阿弥陀堂を後世に残すため、6月26日(月)までクラウドファンディングを実施中。ご住職の思いを取材してきました。

みんなで未来へ繋ぐお手伝いをしませんか?


「柳谷観音あじさいウイーク2023」見どころ&イベントをピックアップしてご紹介!

開催中〜6月30日(金)まで/9時〜17時(御朱印受付は16時30分まで)

境内に植えられているアジサイはなんと、5000株以上!

書院から奥之院まで続く「あじさい回廊」や、本堂から奥之院へと続く参道「あじさいのみち」を中心に、境内では多種多様なアジサイが楽しめます。

期間中は、SNSで大人気の花手水もアジサイ仕様に!境内の数カ所で見られますよ♪

柳谷観音の花手水について詳しくはこちら↓

柳谷観音HP(現在の花手水)


期間中は毎日公開!映画のロケ地にも♪上書院 特別公開

月に1度、17日の午前中だけ公開されている上書院。あじさいウイークの期間中は特別に毎日公開されています。

ここから眺めることのできる京都府指定文化財の名勝庭園、浄土苑は、山の斜面を利用して景色が三層に分かれています。その三層すべてが見られるのは上書院からだけ。
また、上書院の机にシンメトリーに青もみじが映り込むリフレクション写真(下写真右)にもぜひチャレンジしてみてくださいね♪

映画「日本のいちばん長い日」のロケでも使用された建物で、あまりの絶景に撮影期間中、俳優の役所広司さんがどうしてもここに泊まらせて欲しいと懇願したほどだとか。

事前予約は不要なので、この機会にぜひ見学してみてください☆


お参りした記念に!あじさいウイーク限定御朱印

期間中には限定御朱印が登場します!

大人気ですぐに限定数に達してしまうという「押し花朱印 華心」(1000円)や、「切り絵御朱印 あじさい」(1300円)など、思わず人に見せたくなるような、華やかな御朱印がいっぱい。

自分で押し花を作る「押し花朱印My花手水キット『龍手水』」(1000円)も気になります〜!

また、6月9日(金)と6月23日(金)の10〜14時、西山のふもと玉龍山浄光寺の住職「のこ坊」さんが来山。それを記念した、直筆「のこ坊御朱印」の授与も。


御朱印の種類はまだまだあります!詳しくはこちら↓

あじさいウイーク期間中の御朱印


持ち帰って楽しむことも♪花手水おみくじ

アジサイの花におみくじが結ばれた「花手水おみくじ」も実施中!色とりどりのお花の中から1本を選んで、運勢を占ってみてください〜。

選んだお花は持ち帰り可能です。プリザーブドフラワーになっているので、長く飾れるのもうれしいですね♪


お花にちなんだアロマのワークショップ

6月18日(日)には、花と天然石で作るロールオンアロマのワークショップを開催。

好きな天然アロマを2〜3種類セレクトして、さざれ石やローズクォーツなどの天然石と花びらを加えて、オリジナルのロールオンアロマに。ネイルや髪の保湿ケアにも使えます☆


◆information

「香り・花・天然石で作るロールオンアロマWS」

日時/2023年6月18日(日)13時30分〜 ※約50分

場所/阿弥陀堂

参加費/3000円

定員/10名

※予約制です(定員になり次第締め切り)


通販で人気のフェリシモとコラボ!紫陽花傘の販売&フォトコンも

受付ではフェリシモの紫陽花傘の販売も行っています。

繊細でリアルなアジサイのイラストが描かれていて、傘を開くとまるで花束のよう。雨の日でも華やかな気分になりますね♪

傘は全部で3種類。どれも可愛くて迷っちゃいます〜!

実はこの紫陽花傘を使ったフォトコンテストも作品を募集中!受付に撮影用の傘を設置しているので、ぜひお寺のアジサイと傘のコラボで撮影してみてください♪

このイベントにちなんで、お寺ではカラフルな傘を空中に吊るすアンブレラスカイも登場。山の斜面を利用しているので、さまざまな角度から見られるのがポイントです!


幻のアジサイと言われる種類も!主役のアジサイ、見どころは?

境内では、一般的なセイヨウアジサイから日本原産のガクアジサイなど、さまざまな種類のアジサイが楽しめます。

幻のアジサイと言われる「シチダンカ」や、秋ごろまで長く楽しめる四季咲きの「霧島の恵」など、珍しいものも。

ハート型や、七色のアジサイなどもあるので、ぜひ探してみてください〜!


◆information

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)
住所/長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話番号/075-956-0017
拝観時間/9~17時(御朱印受付は16時30分まで)
拝観料/あじさいウイーク時700円 ※上書院拝観料別途800円要
アクセス/阪急電鉄京都線「長岡天神」駅またはJR「長岡京」駅よりタクシーで約15分
駐車場/あり(山門前・第1P有料、第2・3P無料)

「あじさいウイーク2023」
期間/2023年6月1日(木)~6月30日(金)
※毎月17日のみ阪急「西山天王山」駅・JR「長岡京」駅より有料シャトルバス運行(片道300円)

1200年の歴史を未来に!阿弥陀堂修繕のクラウドファンディング実施中

柳谷観音には多くのお堂が建っており、そのどれもがお寺の長い歴史をうかがわせます。中でも、江戸時代に建立された阿弥陀堂は、現在、屋根がはがれて雨漏りが発生し、どんどん老朽化が進んでいるんです。

阿弥陀堂には、豊臣秀吉の側室である淀殿から寄進されたという厨子(ずし)〈下写真/阿弥陀様を祀る屋根付の小室〉があり、桃山時代の建築工芸品としては市内最古とも言われています。

「歴史や伝統を物語る貴重な文化財を後世に残したい・・・、そんな思いで今回クラウドファンディングに挑戦しました」と語ってくれたのは、日下俊英住職ご夫妻。続けて、地元への思いを語ります。

「阿弥陀堂は、昔から法要などを行ってきた大切な場所です。近年では楽器や踊りの発表会やワークショップなど、地元の方々の活動の場としてもお使いいただいていいます。

先日はバイオリン演奏と生花を組み合わせた斬新なイベントの会場となりました。そういった新たなチャレンジの場として使っていただけるのはうれしいですね。

私たちは場所をご提供することで、少しでも地元の皆さまに還元できたらと思っておりますので、お気軽にご相談いただけたらと思います。

当山は、これからも伝統を大事にしながら、地元の皆さまに誇りに思っていただける存在になれるよう、さらなる新しい取り組みにも挑戦してきたいと考えております。当山を通じて、郷土愛を再認識していただけるきっかけとなれば幸いです」

礼品には、クラウドファンディングだけの限定御朱印や、限定お守り付きご祈祷などがあります。


支援募集は、6月26日(月)23時まで。詳しくは下記をチェックしてくださいね↓

阿弥陀堂修繕 1200年の歴史を未来へ/柳谷観音楊谷寺 令和大改修


プロの写真家が本気で審査!紫陽花フォトコンテスト

楊谷寺では、7月31日(月)まで紫陽花フォトコンテストも開催中です。柳谷地域で今年撮影されたアジサイの写真であれば誰でも応募OK!

応募作品は、柳谷観音山門前の「玉家」に展示されます。写真家の西岡伸太氏による審査が行われ、金・銀・銅賞が選定される予定。ぜひ応募してみてくださいね。

詳細はこちら↓

柳谷観音インスタグラム(紫陽花フォトコンテスト)


未来に残していきたい伝統と文化、そして西山の豊かな自然。その美しさと歴史の偉大さを肌で感じる絶好の機会です!カメラやスマホ片手に、ぜひ訪れてみてください♪
そして、クラウドファンディングもよろしくお願いします!