40周年に思うこと
前回の投稿で書きましたとおりサイトの管理ができずにいましたが、その期間に少し考えてブログ、インスタ、FBの差別化作戦を展開することいたしました。
3つのSNSにはそれぞれが持つ特性がありますので、キルト全般のお知らせやビジュアル重視の投稿はインスタで。FBはそれに連動しますが広く一般のユーザーさんに向けられるので今まで通り。
そしてブログはもう少し長い文章でキルトから離れたことも綴って行こうと考えています。もともと文章を書くことが好きなので、著書の本文もすべて自分で書いているのですが、最近ある人のブログを読み返してみて心から癒されたものですから、マエダもそんな事ができたらいいなぁ、と思ったことが一番でした。
さて前置きはこれくらいにして、タイトルの「40周年に思うこと」です。
マエダの事務所の屋号である「heart and art」は40年前に会社を辞めてグラフィックデザインの事務所を立ち上げた時につけた名前です。人のために真心を持ってアートの仕事に取り組もう、というのがその由来。
デザインやアートは必要不可欠なものではないけれど、人々の生活を豊かにするものだと信じています。ずっとそんな思いで仕事を続けてきたら40年経っていたなぁ、という感じでしょうか。
40年にはいろんなことがありましたよ。バブル景気でバカみたいに儲かったこと、十数本の案件を一度に抱えて毎日泣きながら徹夜したこと、そしてキルトが仕事の一つとなったこと。
今もグラフィックの仕事は続けていますがこの半分半分が居心地いいのです。
自分では「半商半芸」(半分は商業デザイン、半分は芸術)と呼んでいますが、あと10年で50年。なんだかすぐにやって来ちゃうような気がしています。
先日お仲間にお祝いしていただきましたが、美味しいお料理と美味しいお酒で100%身になったので(体重増量)、そろそろ記念週間は終えてまたせっせと次へ向かうことにいたします。