『W旦那＋(プラス)』 the "no" phase24 三代目妄想劇場ショートストーリー

隆二に抱かれ、ピンクのほっぺをして眠る隆臣を二人してじっと見ている。

「臣、見て！哺乳瓶もないのにミルク飲んでるみたいにお口動かしてるよ！

かわいいーっ♫」

「…溺愛し過ぎて周りが見えなくなってないか？」

「どゆこと？」

「今日も公園で沢山友達作ってたぞ」

「そーなんだ」

「保育園には陽翔くんもいるんだし、

早くスタートした方が隆臣の為にもいいんじゃないの？」

隆二は黙っている。

「…もういいかな？子供部屋に寝かせてくるね」

「隆二？」

「やだ」

「…なんも言ってないのに」

隆二が出ていってから臣はやれやれとため息をついた。