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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 8-①

2018.06.26 22:00

翌日の深夜に帰ってきたRYUJIから、

隆二や恭介の様子を詳しく聞かされた臣は、悟りを得た様な表情をしている。




「で、BOSSが入院中ってことで、しばらく昼間のmissionもねぇそーだ」




「そっか」




「ずっと一緒にいれっぞ」




「うん…」




「どーする?おっ始めるか?臣」




「いや、行きたい所があるんだ」




「どこだ?」




「ん?サッカー見に行きたい」




「ロシアか?」




「うん」




「俺も一緒に行っていいのか?」




「あたりまえだろ」




「RYUJIって面白いね、そこは強引についていく…じゃないんだ」




「お前が一人になりてぇ…って時に、無理矢理くっついていって、嫌われたくねぇからな」




「そんなに俺に惚れてんの?」




「何回も言わせんじゃねーよ」




「聞きたいんだ、RYUJIどれくらい?」




「ん?フィルター無しの煙草をスパッとやめれるくれぇかな?」




「…どこが好き?」




RYUJIは臣の顔にタッチして言う。




「時々見せる憂いを秘めた横顔が堪んねぇ」




「その憂いの元がアイツだったとしてもな」




to be continued…