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坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

パキスタン系米国人☆詐欺?

2018.06.26 02:48

パキスタン系米国人の男性に呼び出されました。相談がある、あなたにプレゼントがある。何よりもお話ししたい。ってことで会ってきました。

おかげさまで待ち合わせに間に合うようにすごいパワーで原稿を仕上げてました。6月30日講演の配布資料なのでミスがあれば当日訂正すればいいし。

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で、待ち合わせ!

米国人でもやっぱりパキスタン人!

例によって、待たされました。

「何が食べたい?」って一応訊いてくれたけれど…豚なし…酒あり…。限られるでしょうが!

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プレゼント、インドのブラウス。

え? 「これは1万円以上するよ。手縫いの刺繍のいいものだよ」

…って言われて当てたら大きい!

あまり嬉しそうな顔をしていなかったので「ああ今度会うときにもっとあなたに合うのを持ってくる」

「うん、実はインドブラウスだと訊いたから友達から貰ったラージャスターン州のバングル持って来て合わせてみようと思ったの」

この男性、顔色が変わりました。

「これはインドでは安いけれど日本では高いものだからね」と言いました。

いやいや、ラージャスターン州出身者から「良いものを貰ったんだね」って即言われましたから。

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件のブラウスですが…値札が付いていました。125ルピー(¥201.25JPY)

これ6枚だもん!

いろいろしゃべられたけれど、200円じゃん、これ、200円じゃん、これって頭ぐるぐる。

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どうも、この安いお洋服で私から金を借りると称して騙すつもりだったようです。なんか金持ちそうなことを言っていたけれど、またナワズ前首相と知り合いみたいなことを言っているけれど、

あなたのケータイ…二つ折り…(。-_-。)

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一枚も受け取らずにさっさと帰りました。

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後で気づきましたが、値札は

「₹ १२५」ヒンディー語だった!

この男性は読めない(爆)

۱۲۵₨ だったら気づいた?

いや気づいても私が読めないと思ってスルーしたかも。

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いろいろとわかりやすいウソを並べていて、ちょっと楽しかったかも。

しかし…この男性のプチ詐欺に引っかかった女性もいるのでしょうかね。

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もう一つ、この男性の英語はアメリカンイングリッシュではなく、とてもわかりやすいパンジャブ語話者の英語でした。アメリカ出身はウソではなさそうですが、教育はパキスタンで受けていそうでした。

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…またもや騙されませんでしたー!

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6月30日講演

「社会環境 グローバルとローカルな視点 再考 ― 国際誤解学 はじめ ―」

 

坪野和子(音楽社会人類学)

埼玉県立越ヶ谷高等学校定時制 

多文化共生推進員

2018/06/30(土)15:00

明治大学駿河台キャンパス

リバティタワー7階1074教室