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イロウミウシ科の仲間1 <千葉のダイビングポイントで見られる水中生物>

2018.03.05 04:00

カドリナウミウシ

レア度★★★★☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-イロウミウシ科-カドリナウミウシ属


勝浦では、冬の水温が低い時期に深い深度で見かけることが多い。水深の浅いポイントでは、見かけた記憶がほとんどない。

図鑑等の分布図によると「紀伊半島以北」となっていたりするので、寒い地方に多い種なのだろう。

数としてはかなり少なめなのでレア度は高いのだが・・・、配色が地味なので、あまり人気者ではないという、、ちょっと残念な子。。


イガグリウミウシ

レア度★★★☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-イロウミウシ科-イガグリウミウシ属


黄色い体に、先端が赤くて丸みを帯びた突起が多数ある。

小さいころは突起が少なく、成長するとともに突起の数も増えていく。

とてもキレイで写真映えもする、人気がある種。1年中見かけるが、冬から春にかけての時期に多い気がする。


ミアミラウミウシ

レア度★★★☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-イロウミウシ科-ニシキウミウシ属


1年中見かけるが、それほど数は多くない。

体の色は赤やオレンジ、紫、緑とバリエーションが豊富。

勝浦では、小さい個体は紫色をしていることが多いのだが、たまたま紫色の個体をよく見かけているのか、成長すると体の色が変わっていくのかは不明。

大きいものでは体長7~8センチ程度まで成長する比較的大きい種だが、大きくて体がゴツゴツした印象があるせいか、小さいものの写真を撮ることが好きなダイバーからはあまり人気がないような気がする。


ニシキウミウシ

レア度★☆☆☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-イロウミウシ科-ニシキウミウシ属


勝浦など房総エリア・伊豆エリアではごく普通に見かけるポピュラーな種。

以前「フタイロニシキウミウシ」「フルーツポンチウミウシ」と呼ばれていた2種が統合されてニシキウミウシとなった。もともと2種類とされていただけあって、体の色はいろいろなバリエーションを見かける。

体長は大きいもので7~8センチ程度と、他の人気のウミウシたちと比べるとかなり大きくなる。

ウミウシ好きなダイバーでさえもちょっと引いてしまうくらいで、配色的にはキレイだと思うものの・・・、ちょっと残念な種。


※レア度は千葉県勝浦市のダイビングポイントでのもので、管理人の主観によります。