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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

元川 「魅力」

2018.06.26 21:00


魅力の「魅」の字。


いつも思っていたが、何故「鬼」という字が使われているのだろうと。


しかも、「鬼」の上に「未」と言う字が乗っている。


僕らは「桃太郎」や「泣いた赤おに」の絵本に影響され、鬼と言えば、パンチパーマで角は一つか、二つ。牙が出ており、筋肉隆々で、何故が虎の毛皮を腰に纏い、手には大きな金棒を持っているのを思い浮かべる。


僕は言語学者ではない。詳細は分らないが、鬼は人間の化身なのだと思う。悪いことを突き詰めていくと鬼になるのだ。そして昔の日本人は、鬼になりたくなければ、正直者で生きて行こうと戒めていたのかもしれない。


魅力。


魅力的な人は、その鬼になる寸前の、後少しで突き詰め完了するような人のことではないだろうか。


鬼ではない。しかし、普通の人でもない。限りなく鬼に近い人間。何か一つのことを突き詰めていく。そこを目指している人は、周りから魅力的だと思われるのではないか。


間違っても、自分で「魅力的な人間になろう」とか言っていないだろうか。


多分、鬼たちは、自分のことを鬼だとは思ってはいない。


魅力的かどうかは、他人が感じることであって、自分自身が発信するものではない。