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くどけんの新聞放浪記

日本xセネガル

2018.06.26 14:15

サッカーW杯、日本対セネガル戦は大健闘のドローでした。

試合は日本時間は深夜0時から2時にかけて行われました。ちょうど、朝刊紙最終版編集の時間帯なのです。翌朝はどうなっていたか…可能な範囲で調べました。

・スポーツ紙

(都内駅売り、即売版)

報知新聞 11版○、左上に△表記

日刊 10版(通常は8版、遅くても9版)

サンスポ 7版△(通常は7版☆☆)

スポニチ 12版B☆(通常は12版B)

デイリー 12版C(通常は12版B)

東京中日 5版②(通常は5版)

→すべて大見出し、二ページ扱いで試合の模様を詳しく掲載していました。

(都内向け宅配版)

報知新聞 9版→試合経過の掲載一切なし

日刊 8版→一面右端に「乾 同点弾」と写真と簡単な前半の試合速報のみ掲載

(千葉県某所宅配版)

日刊 7版→試合についてのことは全く触れず


・一般紙(都内最終版)

讀賣 14版→前半の経過のみ、一部印刷所・販売店(おそらく北、江東工場制作)発行分は14版●●で試合結果まで詳しく掲載。

朝日 14版→結果まで掲載

産経 15版→前半の経過のみ

日経 14版→前半の経過のみ

東京 12版→前半の経過のみ

読売に関しては、即売版が14版で、宅配版が14版●●でした。印刷所から即売業者に卸す、というタイムラグが生じてしまうことを加味しての対応だと思われます。読売はなどの一般紙は、販売店に直接卸すほうが早いと考えているのだと思います。

以上のような形でした。各紙、締め切りを引き延ばしたり、配達時間をあえて遅らせたりすることによって、対応していました。実際、コンビニ各店には即売業者から「配達遅れ」のお知らせが事前に出ていたようです。一般紙は産経を除いて、夕刊でも対応できますが、スポーツ紙は夕刊がないので、どうしてもタイムラグが大きくできてしまうので取った対応ですが、夕刊のある読売や朝日がわざわざこの日の紙面で「W杯報道のため配達遅れおわびします」という表示を出すほど、というのはものすごい力の入れようだと感じました。

また、スポーツ紙は宅配版より駅売店・コンビニ売りの即売版のほうが比較的情報が新鮮である、ということがおわかりいただけると思います。首都圏のスポーツ紙の販売事情についても今後やっていきたいと思います。