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精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

友人との付き合い方

2023.08.10 14:50


こんにちは、

ドクターかよです。



今日は私の悩みです。

友達との付き合い方についてです。

(うーん、

小学生みたいな内容だ。)



私は

友人の1回のミスも許せません。


でも、

それだと

周りに誰もいなくなります。



友人と

どう付き合っていけばいいのか

考えてみました。





たとえばです。


先日、

友人から頼まれごとをしました。

少額ですが

お金が絡む内容です。



私は

友人を応援したいので

快く応じたのですが、

その後音沙汰がありません。




「お願い事をしたら

お礼を言うのが社会人なのでは?」

「返事を忘れているのかな?」


とモヤモヤして過ごしていました。




こちらから

「あの件どうなったの?」

と聞いて、

ようやく返事がきました。



10年来の

友人の信頼が地に落ちました。


返事がないという

友人の1回のミスで

距離を取りたくなってしまう。




1人で考えてると

グルグルしてきたので

上司に相談してみました。





上司は言います。


「それさ、

本当に友達なの?


その人にとって

かよ先生は

友人という名の

お客なんじゃないの?」



「ガーーーーーン」



上司

「そりゃお礼がないのは

相手に感謝が

足りないのかもしれないよ。


でもさ、

ほっときゃいいじゃん。


友達と思う必要もない。

切り捨てるとかもしなくていい。


そもそも僕、

友達いないからね。」



私「???????」



上司

「僕には友達という

カテゴリーがないんだよね。

そのときに会いたい人が

友達。


友達を維持しようとも

思わない。


よくさ、

『こういうことをしたら

友達。』

って条件がある人もいるけれど、

僕には

その感覚が良く分からない。


友達に条件って必要?


女性と男性で

違うかもしれないけどね。


『気づいたら一緒にいる。』

でいいんじゃないのかな。」




上司は続けます。


「それにね、

友達の境界線も

みんな分からなくなってるよね。


SNSでいいねをするだけで

友達になっちゃうじゃん。


かよ先生にとっての

友達の定義って何?」



「うーん、

よく分からないです。」



上司

「自分の思い通りの行動を

してくれる人でしょ?」



「そんなの思ってないです笑!!」



上司

「だって、

ミスを許せないって

そういうことでしょ。

『自分の思った通りの行動を

してほしい。』

ってことでしょ。」



「………………………(撃沈)」



ぐうの音も出ない…





上司の話を聞き、

私は友人の定義を

「私が好きな人」

「一緒にいたい人」

にしました。




もし友人に

気になる点があっても


「ああいうところは苦手。

でも、ここは好き。」


と、多面的に

見ようと思いました。

(思い通りにしようとしない。)





人は感情を求めます。


なんで友達でいるかって、

楽しいや好きという感情を

共有したいから。




友人の定義って

人によって異なると思うのですが、

私は

自分の好きな人たちを

大切にしていきたいです。