「不審物」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
昨日は殺人などの罪で起訴されている山上被告の公判前整理手続きが奈良地裁で行われる予定でした。
しかし地裁に届いた山上被告宛ての郵便物の中に金属探知機に反応したものが見つかり、職員達が一時避難するなどして公判前整理手続きが中止となりました。
中身がわからない怪しいものを「不審物」と言いますが、この「不審物」を英語で言うと?
「不審物」=“suspicious object//item”(米:サスピシャス・アブジクトゥ/アィタム、英:サスピシャス・オブジクトゥ/アィタム)
例:
“Yamagami's pretrial conference procedure(pretrial hearing) was cancelled yesterday due to a suspicious object that was sent to the court.”
「昨日の山上被告の公判前整理手続きは裁判所に届いた不審物のために中止となりました。」
例2:
“If you find any suspicious item, report to the closest staff member.”
「もし不審物を見つけたら近くの職員にお知らせください。」
“suspicious”(不審な・怪しい)+“object/item”(物)=「不審な物」=「不審物」
あと、“object”の発音ですが、アメリカ人の中にも出だしが「オ」となる人もいますし、“je”部分を「ジ」ではなく日本語の「ジェ」と言う人もます。
“‘object’と‘item’の違いって何かあるの?”
「物」という意味で違いはありませんので基本的にどちらを使っても。
細かいニュアンスを言うと“object”は「物体」で“item”は「物・品物」です。
物は物でも今までに見た事ない形状などよくわからないものには“object”で、見た事あったり商品に対しては“item”と使う事が多いです。
でも例2では“item”を使っているよ?
そうですね、どちらも「物」を指すので“object”でも“item”でも良いのですが、“item”の方が利用されるお客様に対してやわらかい印象を与えて不必要に緊張感を与えたくないと思ったのでそうしました。
もちろん大統領/総理が訪れる予定の場所では“object”の方がより緊張感が伝わるのでいいかもしれませんね。
ちなみに今回の奈良地裁に送られた不審物は郵便物だったので“package”と表しているニュースもありました。(結局不審物は量刑減を求める署名だったそうです)
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