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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

「もくひょうすごろく」で成長が生まれたお話

2018.06.27 15:00


「やべ!黒だ!」


授業冒頭、思わず生徒が声を上げたので、指を立てて「静かに」と注意をします。


「すんません」といった感じで生徒がペコリ頭を下げ、再び「もくひょうすごろく」に目を移します。


「もくひょうすごろく」は、止まったマスの色で本日の目標が決まります。


黒色は、「過去最高の自分に出会う」。難しい目標ですが、サイコロを振ったのは自分ですから、言い訳はできません。


本日の授業シートに目標を書き込みながら、生徒は決意をします。「よーし、今日はいつもよりずっと頑張ってやる」。


とまぁ、こんな風になることをイメージして、以前、小学生の生徒たちのために「もくひょうすごろく」を作成しました。


「楽しいだけになってしまわないかな」「ちゃんと続けられるかな」と心配はありましたが、概ね狙い通りに運用されている様子です。


最初はベテランの教室長に依頼されたんですよね。「小学生の生徒の授業へのモチベーションを上げるツールはないものか」と。そこで知恵を絞ったのがこのすごろくでした。


ちょっとしたゲーム感からくる楽しみと、「目標を決められる」のではなくて、自分でサイコロを振って「目標を決める」仕組み。そこに「サイコロを振る」という一手間が入るだけで、受動的ではなく能動的になるみたいなんですよね。だから、達成しようと頑張る。面白いものです。


上記に貼った第二弾は、ある生徒用に特別に作ったもので、ちょっとゴチャゴチャしちゃったのが反省点ですが、報告によれば第一弾と併せて楽しんで成長してくれているようです。何よりです。ちなみに本人と教室長の要望により漢字もあえて全力で使っています。


あ、さらにちなみに、盤面に登場しているモンスターたちは、今話題の『5教科モンスターズ』です。え?話題になっていないって?それは失礼致しました。時空が歪んでいるようです。


楽しんで学ぶ。それができたら最強じゃないでしょうか。そのきっかけづくりがこの「もくひょうすごろく」でできたら幸いです。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

作っている方が楽しみすぎないように注意。