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ヨーガのある暮らし

IYAインターン_ヨーガの学歴化

2023.06.12 15:46

デリーに来て間もなく1ヶ月が経とうとしています。しかしまだまだ新鮮で新たな出来事が毎日起こっています。ヨーガの学習環境の整備のためシラバス、過去問などはひとまずある程度整ってきました。今週から学習参考書に取り組みはじめます。


先週末は懐かしの友人に会うことができました。一人はプネー大M.A in Yogaのクラスメイトです。コロナ禍の2020年3月に授業が休講となり寮にロックダウン、その後5月に緊急帰国、その後はオンラインでのみでしたが今回再会を果たすことができました。彼女はM.A修了後UGC(University Grants Commission/大学助成委員会)によるNET(National Eligibility Test)に合格し、今はプネー大学の各種ヨーガ・コースでAssistant Professorとして働いています。ちなみにプネー大学のヨーガコースは現在CCYE(Certification Course of Yoga Education), M.A in Yogaがあり、DYEd(Diploma in Yoga Education)がまもなく開始、Ph.Dについても話が出ています。

ちなみに彼女が合格したUGC-NETは難関の試験です。それに合格しAssistant Professorとして働き、そして今は同プネー大学哲学科にてPh.Dを始めたという喜ばしいニュースも持ってきてくれました。テーマは「バガヴァッド・ギーターとパタンジャリ・ヨーガ・スートラの健康とウェルネスへの応用」です。

このようにヨーガも大学の教科の一つとして確実なキャリアパスが構築されてきているというのを彼女をみていると強く実感します。

そしてデリーでは一緒にアークシャルダーム寺院という巨大なヒンドゥー教寺院に行きました。正式な開院は2005年という新しい寺院ですが、2007年12月17日に「世界一大きなヒンドゥー教寺院」として、ギネスに認定されているそうです。そして実際に入ってみると24万㎡という広大な敷地の中に巨大な寺院がそびえ立っています。ただ入り口にてカバン、携帯、傘など身の回りのものは預け入れるシステムになっているので写真が一切撮れないようになっています。持って入れるのはほぼお財布と水筒のみです。(離乳食などは可になってました) 

祭神はヴィシュヌ派の聖人スヴァーミー・ナーラーヤンでその生涯を描いた巨大な絵、そしてシアターなどもあります。(時間の関係で今回シアターは行きませんでした)

石造の寺院は大理石で緻密な彫刻が施されています。建物の周りにも象や動物の彫刻が一面に彫ってあり豪華絢爛です。

夜はライトアップや噴水のショーなどもあってテーマパークの要素もあるようです。併設されているレストランも微かにディズニーランドのフードコートを感じさせるような造りになっています。また季節が良くなったら訪れてみたいなと思います。



その後は近くのHaldiramで昼食。Haldiramは有名なインドのスイーツやスナック菓子の会社です。おそらくインドに来てこのスナック菓子のロゴを見たことがない方はいないのではないでしょうか??


最近はレストラン事業も展開していて成功をおさめているとのこと。ニューデリー近郊だけでも多くのお店があります。

レストランではタリーもあれば、ストリートフード系、ピザやパスタなども勢ぞろいです。ストリート・フードを試してみたいけど、路上は心配という方も安全に楽しめると思います。


驚いたのは注文の仕方ですが、Haldiramではお店にあるQRコードをスマホでスキャンして、そこから自分で注文に進み、支払いまでを行います。(Uberのような感じです) そこから注文したものをカウンターに取りに行くという完全なセルフサービス。このシステムは友人も初めて使ったとのことですが、インドでは現金を持ち歩かない人もいるくらいキャッシュレス化が進んでいます。ストリートフードの10ルピーでさえスマホアプリで支払っている姿を見かけます。

右下はダヒプリです。通常スパイスが入った水(水をパニと言います) をサクサクのプリの中に入れて食べるストリートフードをパニプリと言いますが、これはダヒ/インドのヨーグルトもはいったダヒプリです。今年の岸田首相のインド訪問の際もモーディー首相とパニプリを食べている姿が放映されていました。

こちらさひよこ豆のチョレにクルチェというパンをつけて食べる定番のストリートフードです。友人は「クルチェは健康には良くないけどたまにはね!」と。そんな位置付けのようです。



日曜日は2013年に初めてインドに来た時にダラムサラの同じアパートに住んでいたチベット僧の学生であった3人組の1人に再会。今は周囲から「グルジー」と呼ばれる立派な僧侶になっていました。デリーにはManju Ka Tilla地区にチベットコロニーがあります。デリーを経由するチベット僧は一時的な宿としてみなここを使うとのこと。ここには日本食、韓国食、中国食などアジア系のお店が勢揃い、雑貨などのお店も充実。またゆっくりと訪れてみたいと思います。


今週も新たな1週間の始まり。Thrushalさんとインドのアストロジー、南インドの文化など含め色々な話をしながら愉しく過ごさせて頂きました。

1日1日を大切に、過ごしていければと思います。本日もありがとうございました。