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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

かゆいところをかいたら、肌が荒れるってわかっていてもかいてしまうのはどうして?

2018.06.28 02:25

かゆいところをかいたら、肌が荒れるってわかっていてもかいてしまうのはどうして?

参考にした本

サピエンス全史


「ダイエットは明日から」

「今日は楽しんで明日からがんばろう」

などなど。

誰もがやっている、明日から。

周りから見ると「今やった方がいいのに」って思いますよね。

合理性ではそうなんですが、人間の脳はまだ昔のまま。

野生丸出しの頃といえば。

「明日はどうなるかわからない」


「かゆみ」もかいたら、よけいにかゆくなるとわかっている。

知っているけど、かいてしまうのは。

未来の不安より、現在の満足を得ようとする。

問題の先送りをしてしまう。

脳がそのような構造になっているからです。


「かいてしまうのは仕方ない?」

そんなことはなくて、かゆみが治まった状態を知ること。

これが「幸せだ」と感じられるとかこうとは思わないです。

「かゆみ」を感じやすいのは夜です。

夜寝ているときにかきむしってしまうことで肌がボロボロに。

夜ゆっくり寝れるようになる。

脳が現在を大事にするのであれば。

脳が「夜寝れる>かく」と認識するようにしてみてはどうでしょうか?



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