フードディレクター 木村真琴

留学生向け府内城下町講義

2018.06.28 05:19

先日は昨年度から講師を務めている

大分大学経済学部の留学生向け城下町講義を行いました。

都道府県中心地には必ず城址が存在し、

そこに造られた城下町は軍事政治経済を兼ね備えた要塞であり

全て同時期に作られた事から紐解くと、

日本経済の根源がみえてきます。


今年もみなさん熱心にこの街の成立ちを学んでくれました。


ただ、留学生の方々にも大友宗麟人気が高いのに驚きましたが、

ネット環境から大友宗麟の情報が取れやすいのが一因な様子で。


現在の大分市の中心地は美術館がある上野の山を中心に、

弥生時代の集落・石仏/古国府(古代)→

大友屋形・府内/大分川沿線(中世)→

府内城/現在の城跡(近世)

と経済の変遷がなされ今に至る。


その事を留学生に最初に伝えたかったのに英訳が難しすぎて

後日生徒たちのレポートを読んだら

殆どの生徒たちが「府内城=大友宗麟の城」との解釈になっていた(笑)


仕方ないか~

さてと。

そろそろ歴史食のレポートもまとめなければ。

忙しいぞー。



maco.