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2018.06.28 06:12

未だに「あの試合は何だったのだろう」と整理がつかないままです。

1勝2敗、たった2ゴールという成績を残し、2014年W杯王者、ドイツがグループステージでロシアを後にしました。




戦術的な話はもっと詳しい方に任せるとして、なんとなく自分なりに(あえて言いますが)惨敗を振り返るとしたら、「過信」が原因だったのかと思い ます。

そしてそれは、2014年当時の日本代表にも通じる原因とも共通するものがありそうです。


2010年の南アフリカW杯、優勝したスペインを除けば一番観ていて魅力的だったのはドイツ代表でした。

このとき既に、今大会の主力でもあるノイアー、ボアテング、ケディラ、クロース、エジル、ミュラー、ゴメスがメンバーとして活躍しています。


記憶が確かならば、ミュラーは得点王と共にベストプレーヤーの一人にも選ばれたのではなかったでしょうか。

4年後に期待をせざるを得ないキラキラしたメンバーでした。


個人においても、このW杯のあとにミュラー、ゴメスを除いては所属クラブを大きくステップアップしていきます。


この時にドイツ代表は相当な「自信」を持ったのだと思います。


そして2014年ブラジルW杯では、「自信」が「確信」に変わり、サプライズもなく優勝しました。


そこからのドイツも、主力が充実したまま無敵の強さのままでしたが・・・・・


どんなチームでも不調に陥る時はあるものですが、よりにもよってそれがW杯直前にきてしまいました。

親善試合をことごとく落とし、不安を残したまま本戦を迎える事になりました。

そして、そうなった時にドイツ代表は「不調を取り戻す方法」を知りませんでした。この8年間、常にトップオブザトップで有り続けたからです。


それでもドイツは、W杯に正々堂々と挑むことを選択したのでしょう。

いつものようにやれば必ず勝てるはずだと。

それが「過信」であったように思います。


ドイツと対戦したメキシコ、スウェーデン、韓国はいずれも、世界王者相手にリスペクトを忘れませんでした。

相手の方が格上だと認めつつ、それでも勝ちに行く姿勢を貫きました。戦術を練り、ギャンブルする場面では恐れずに立ち向かい、必死に走り抜く。


はたしてドイツは、各国に対しての研究を熱心に行ったのか疑問です。

すべての試合において、3ヵ国を相手に圧倒したシーンは無かったように思います。

「いつものようにやれば勝てる」、と。

その「いつものように」がやれなくなったとき、ドイツの敗退は決まっていたのかも知れません。


別に僕は、ドイツのやり方が間違っていたとは思わないのです。

二週間前に時計を戻したとしたら、やはりドイツは優勝候補だと思うことでしょう。

それだけのタレントが揃っているのですから。

レーヴ監督が、今までの実績を信頼したのも何ら不思議なことでは無かったように思います。


さて、僕にとってのW杯もいささか寂しいものになりました。

そもそもアーセナルというクラブを愛し、エジルという選手を愛している身としては、ドイツにどうしても肩入れして観ていました。

とはいえ、メキシコがどこまでやれるのか、スウェーデンがどこまで行けるのか、新たな興味は湧いてきます。

W杯の半分が終わります。

(あ、今日の日本戦もあるんですけど)