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ヨーガのある暮らし

IYAインターン_様々なインド文化/ウダイプル

2023.06.13 13:29

今日はオンラインで開催されたIYA Research Ethical Committee の初回ミーティングを見学させていただきました。今後益々発展していくであろうヨーガに関する研究分野における倫理委員会です。リサーチ分野からエキスパートが集まり、また法律の専門家が入ってメンバーが組まれています。将来的に今後研究に携わって行きたいIYA Profrssional Memberを対象に倫理委員会による講習会が開催される案なども出ていました。

FRPL(Foreign Recognation of Prior Learning)については、PayPal上に色々とあり現在方法を模索中です。


そして今日はラージャスターン州出身のIYA で会計担当のブペーンドラさんにウダイプルについて色々と教えてもらいました。ラージャスターン州にあるウダイプルは大小の湖が点在する湖畔の宮殿都市でレイク・シティとの別名もついています。

ムガル帝国の第3代君主アクバル1世の時代、ラージプートの各王国はムガル帝国の強大な力に屈し恭順を受け容れたが、ラージャスターン州ウダイプル地方にあったメーワール王国だけは断固として抵抗。1572年2月父ウダイ・シング2世が死亡したことにより、その息子プラタープ・シング(マハーラナ・プラタープ/1540年-1597年)が王位を継承し父に引き続きムガル帝国に抵抗し続けました。このプラタープ・シングはラージャスターンで最も有名な人物とのこと。


プラタープ・シングは強大なムガル帝国に対して、他のラージプート諸国の援助もなく戦い続け、一時は帝国軍を混乱に陥れるほどの脅威であったとのこと。プラタープ・シングのゲリラ戦法は、後の武将マリク・アンバルやマラーター王国の創始者シヴァージーに受け継がれています。プラタープは武術に秀で、自尊心、そして愛国心が強かったとのこと。このように地域毎の英雄や歴史を話を伺いながら土地を見るとまた認識が変わります。

プラタープ・シングはハルディガティの戦場においてアクバルの将軍バルロル・カーンを馬ごと剣で真っ二つに斬ったことでも有名です。

Bharat Ka Veer Putra Maharana Pratap - महाराणा प्रताप - Episode 531 - 26th November, 2015 https://youtu.be/u75_ca_dsQA

ウジャイプルの博物館には当時の鎧やその他の品物が重量とともに展示されています。それらからの情報によるとプラタープは戦場で80kgの鎧, 75kgの槍, 各5kgの靴, 25kgの剣 を身に付けていたとのこと。彼は常に二本の剣を持ち歩き、非武装の人を決して攻撃しないようにし、片方の剣を敵に渡していたとも言われています。鎧などの総重量は200kgを超えましたが、身長は7フィート5インチ(2メートル以上)で、身長と体重は110kgというからには、肉体的迫力も相当のものだったのだろうと思います。


ラージャスターン州では朝食にミレットをバターミルクと混ぜて飲むそうてます。これは暑い夏でも胃腸を冷まして、胃腸の機能を増強させるとのこと。またこの地方の名物はダル・バーティ・チュルマというそうです。ぜひ一度試してみたいと思います。

またラージャスターンの服装は女性も男性も伝統的な正装がとてもユニークで、特徴的なデザインのものを身に着けています。

またアティティ・デーヴォ・バーヴァ/Atithi Devo Bhava (ゲストは神) を大切にしているとのこと。これはインドでよく実感します。


デリーにいても各州出身の方々は出身州のことを詳しく教えてくれインド文化の多様性を感じます。徐々にインド文化も紹介できるような動画も作成していければと思います。

本日もありがとうございました。