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荒川区が女子トイレを減らしたという問題の真相

2023.06.13 14:47

インターネットや一部の報道で、荒川区が女子トイレを減らしているかのように

取れる情報が流れておりますが

区では一切女子トイレを減らすことは行っていません。


区のトイレの現状と設置の考え方について


公衆公園トイレの現状と設置された経緯

・本区におきましては、敷地面積が狭い公園や児童遊園が多く、都市公園法により建ぺい率2%までといった法的な規制もあり、設置できるトイレの延床面積を広く確保できないことから、そうした公園、児童遊園では、男女兼用トイレを設置してきました。

・一方、比較的規模の大きい公園においては、男女別トイレを設置してまいりました。また、最近改修した公園の中には、バリアフリートイレの設置に加え、女子トイレのブースを増やしたケースもあります。

・平成18年の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化に関する法律」(通称バリアフリー法)の制定を契機に、車いす利用者をはじめ、すべての方々が安全に安心して利用できるトイレをより身近な場所に整備していくため、こうした古いトイレをバリアフリートイレへ建替える取り組みを推進しております。

・しかしながら前述のように、敷地面積や配置上の制約がある狭い公園、児童遊園においては、バリアフリートイレ及び男女別トイレを設置することが難しいため、従前の男女共用トイレをバリアフリートイレへ機能アップした形の建替えに留まっている場合があります。


今後の方向性

残38のトイレをリニューアルする際には男子用と女子用に加え、バリアフリートイレの3つのブースを備えていきたいと考えています

敷地面積等の制約があり、3つのブースを備えたトイレに建て替えられるものは限られますが、建て替えを行う際には、まず3つのブースを設置できるかを検討します。その結果、フルスペックでの整備が不可能であれば、男子小+バリアフリートイレ(共用)での整備をすることとなろうかと思います。区としましては、女性をはじめ、より多くの方々が快適に利用できるよう改修内容を検討していきます。


補足

公園・児童遊園のトイレ82箇所中53箇所が共用トイレと個室のない男(小)トイレ

うち15箇所が改修されバリアフリートイレ(共用)+男(小)トイレ


トイレの管理について

トイレの管理につきましては、毎日行っている清掃の際に、ース内に危険物や不審なものが置かれていないか点検するなどの取り組みを行うとともに、これまでも全公園、児童遊園に防犯カメラの設置、安全・安心パトロールカー(青パト)による巡回、公園連絡員による見回りなど重層的な安全対策に努めており、今後、さらに取組を強化してまいります。