【トリノ】かつてのエースストライカーを連れ戻しへ？

トリノはボルシア・ドルトムントからセヴィージャにローン移籍している元イタリア代表FWチーロ・インモービレ(25)をクラブに連れ戻すべく交渉中であると『Sky Sport Italia』が伝えている。

2013-14シーズンに33試合22ゴールでセリエAの得点王に輝いたインモービレは2014年夏にトリノからボルシア・ドルトムントへと推定18m相当の大金な移籍金で加入。ドイツでは苦戦を強いられて昨夏にセヴィージャへと(一部で出場試合数に応じた買取義務条項の存在も報道。)ローン移籍。

伊メディアやジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、得点力不足と共にここ数か月不振に喘いでいるトリノがセリエAへと再び連れ戻そうと取り組んでいると紹介。

セヴィージャが今冬中に買取条項を行使して完全移籍にて得るかどうかは不明な一方、トリノは買い取りオプションが付いたローン移籍契約での獲得を交渉していると解されている。

交渉は初期段階であるとしつつ、€1mのローン移籍金、€8mの完全移籍オプションが付いたものになるとみなされている。

インモービレは今季フランス代表FWケヴィン・ガメイロ(28)の控えの立場にあり、リーガ・エスパニョーラで8試合2ゴール、チャンピオンズリーグで3試合出場、コパ・デル・レイで3試合2ゴールをマーク。今季後半も3連覇を目指すヨーロッパリーグを控えるセヴィージャにとっては、ガメイロとFWフェルナンド・ジョレンテ(30)と3人で構成されるFW陣に代役を確保しない限り、インモービレの放出は実らないとも言われている。