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Shin-me

症例紹介④新しい環境で過剰に萎縮してしまう女性

2018.06.29 07:13

こんにちは。いつもお読みくださりありがとうございます。

ボディートーク施術士の後藤はるかです。


梅雨があけ、暑い日が続いていますね。こうも暑いと、呼吸も浅くなるし思考停止状態…

でも、こんな時だからこそ、ヨガプラクティスで汗をかくことにしています。

そうすると気分も身体もスッキリ!適度に動く方が、疲れにくい身体でいられます。

色々滞りがちな時こそ、巡りを良くしてシンプルに様々なものを受け取れる自分でありたいです。


もうすぐ夏休みでもあるので、普段出かけない場所に家族で出かけたり、

親戚と旅行を楽しんだり、普段会えない人に会いに行ったり。色々計画があり楽しみです。


皆さんは今、誰といる時が楽しいですか?

私たちは、常に様々なコミュニティの中で生きていますよね。


家族、友人、職場…

リラックスできるコミュニティもあれば、

緊張状態が続く人間関係もあります。

緊張関係が続く人間関係というのは、ストレスフルなものです。


様々な肉体的・精神的疾患は、ストレスによるものが多い(7割とか8割とか!)

と言われていますが、

ストレスってどんなものがあるでしょうか?


例えば、花粉やPM2.5や紫外線。といった、

身体に影響を及ぼす恐れのある環境要因によるストレス。


例えば、子供の頃のトラウマ的な出来事、いじめ、受験、経済問題など、心的要因のストレス。


例えば、職場の人間関係、過労、介護、友達付き合いなど人間関係によるストレス。


と、色々ありますよね。

では、これらのストレスが身体に症状となって「出る人」と「出ない人」がいるのはなぜでしょう?



それは、

人によって「考え方・信念・恐れの対象・コンプレックス・トラウマ」

つまり「物事を感知するフィルター」が異なること、が一つの答えかもしれません。


目の前で起きている出来事は、じつは全て善悪のない中立なもの。

上司に"嫌味を"言われた!とか

子供がいつも"わがままを言って困らせてくる"…

とか、私たちは物事を受け取る時、いつも自分の五感や心の「フィルター」を通して感じています。


上司は、嫌味をいっているつもりはないかもしれない。

子供は、ただママに気持ちを受け止めてほしいのかもしれない。

でも、人によりその「受け取るときのフィルター」が異なるので、

ストレスレベルも異なるのだと思います。


ヨガを継続すると、このフィルターが薄くなるように思います。

細々とでも身体と心の内観を継続すれば、自らの力で取り外す事も可能かもしれません。

もしかしたらボディートークは、もっとシンプルで効果的にそれができるかもしれません。


この、生きづらさとなっているフィルターがもし、なくなったら?どうなると思いますか?


そこには、今まで生きてきた世界とは違う全く新しい世界があります。

嫌味な上司が、とても良い人になっていたり。

子供が何をしても可愛くて仕方なくなっていたり。

私はボディートーク療法で、新しい世界を生きたいと決めた人を応援したいと思っています。



※症例紹介の許可を頂いております。

今回は30代女性クライアントの初回セッション。


皮膚の荒れというお悩みもありましたが、

「新たな環境や大人数のあつまる場面等で萎縮してしまい(例えば初対面の人と接するとき)、

適応することが難しく」感じているとのことでした。


ご自身でも原因がわからないけれども長年悩んでいる、気になっていることであり、

独学でも様々な療法を試されていらっしゃる中で、ボディートーク療法に

興味を持って下さったとのことでした。


セッションを行ってみると、そのことがずばりと出てきました。

ここからは、出てきた事をそのまま記します。

(分かりづらい部分もあるかと思いますが、すみません^^;)


呼吸器系(両側肺下葉)と腎臓(慣れない人と接するときの罪悪感)。

それは緊張する場面での呼吸の制限を表しているようでした。

呼吸に関係の深い横隔膜は鼠径リンパの巡りを制限しており、

環境的ストレス(対人場面での相手と自分の比較からくる恥の感情)とのバランスをとりました。

次に、頭蓋のバランス調整。

そして最後に出てきたのは、「自分自身がよくなること」への”許可”。

これは、脳心臓腸へのタップをしている間、

ご本人が直接発声して自分の身体へ良くなる為の許可を出す、

ということをやってもらうのですが。


例えば、「私は自分がよくなることを許可します」といった台詞。

抵抗があるほど、口に出して言うのが難しいんですね。

でも、その制限を乗り越えることがその人に必要だからこそ、

あえて口に出してもらうことが大切でもあります。

時には涙しながら、台詞を言う方もいます。


彼女も、しばらく言葉がなかなか出てこなかったのですが、

少し時間をとり心を落ち着けてからできました。

今回はここまでで終了。

セッションの後は、目に力がやどり、表情もスッキリとされていました。


ご感想も頂きました^^


「なんだかとっても不思議な感覚でした!

しっかり身体は反応していてびっくりしました。


小さな頃からずっと抑圧してた気持ちや慣れない人達に対して怖い感じがあるのはわかっていて、

そのきっかけを過去の体験や記憶を辿って少しずつ気づくことで昇華される事もあったのですが、

それ以上自分ではどうにもならない部分をケアしてくれて本当にありがたかったです。


ちゃんと自分の気持ちを大事にしてあげようと改めて思えました。

セッション後、何名かの人と話す機会があって、いつもなら構えがちになる場面で

なんだか楽に相手にオープンな気持ちで向き合えて楽しめた事に気づけて嬉しくなりました。」


ありがとうございました^^

継続セッションもぜひお待ちしております!


さて、長くなりましたが、今日から7月。

今日は「一粒万倍日」。始めた事は、宇宙からの後押しがあるそうですよ!

なにをしようかヨガをしながら考えて、このブログを更新しました。

結局、今の私にできる事はいつもそんなに多くないんだなぁ。

もどかしくもありますが、今の私だからできることを

日々精一杯やって行きたいと思います。


明日あたり、8月のスケジュールを公開!(したい…)

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