はじめての滝行④
滝に移動したら、それぞれ着替えます。
男性はふんどし&ハチマキ。
女性は白装束&ハチマキ。
(中に水着やレギンスなど着用)
このハチマキがなかなか重要らしい。
永田くんは1回目にしめわすれてエラい目にあいました。
院長、永田くん、キタミの順で入滝。
見てるのと入るのとは大違いね。当たり前だけど。
2人とも声がしっかり出てました。尊敬。
1回目だけは滝に打たれながら声を出します。
「祓え給え清め給え」×3。
これが一番キツかったなあ。
みるみる声が出なくなるんです。
自分が出してる声じゃないみたい。
それを自分の耳で聞くものだから、精神的にダメージをくらう。
カラダが非常事態宣言を発令する。
年イチ断食していてよかったです。
パニックにならずに済んだのは断食の経験があったからだと思います。
「この感覚知ってる」的な。
2回目は、1回目よりも時間は長いけど精神的ダメージは無し。
冷静な分、身体的ダメージはそこそこ。
うっすら般若心経が聞こえる滝の中で、心の声は
(冷たい。。冷たい。。まだかな。。。)
3回目。西澤さんにやさしく聞かれます。
「速く?ふつう?ゆっくり?」
般若心経をあげるスピードですね。
負けず嫌いの院長は迷わず 「ゆっくりで」
実は相当キツかった永田くんは 「ふつうで」
わりと余裕があるキタミは 「ゆっくりで」
滝を感じながら、西澤さんの読経に意識を向けて、
カラダの中心軸を伸ばしてみました。
グラウンディング。センタリング。
3回目が本当によかった。
とても静かでした。
外界と自分との間にカーテンをひいたような感覚。
侵害されないスペース。
まもられている安心感。
今思い出すと、もう一度あの中に入りたいです。
滝から出ると、Jさんが写真を撮っていてくれました。
あたたかくてうれしかったな。
もうすこしつづきます。
キタミ