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ムンくんとのんだ。

2004.11.21 16:49

旅行のとき知り合ったともだちと、日本で再会するのはちょっとどきどきする。こんどは、韓国のソウルでおせわになったムンくんに会うことになった。彼方株式会社にいたころ、ぼくはソウルに出張した。韓国のベンチャーでウェブエージェンシーのNETORO21という会社を訪ねた。その時にぼくらの対応をしてくれたのがムンくんだった。ムンくんは日本語がほとんど問題なくはなせる。彼は当時、前向きでエネルギッシュだった。「これぞベンチャー」というかんじで働いていた。*実はこの出張で、アジアンパワーに遭遇したことが、「世界一周にいこう!」と決意したきっかけの一つなのだ。彼とはこのときからの交流だ。世界一周の最初、ソウルではすごく楽しい時間を過ごした。ぼくらはごちそうになったお礼に、ロッテルダムから彼にネクタイを送った。[詳しくはソウルのページで]さて、先月、ひさしぶりにムンくんからメールがきた。ぼくは、「またインンターネットの仕事をしてるよ」と伝えた。彼も韓国で有名な「BUDDY BUDDY」というインターネットコミュニティサービスの会社で経営企画をしている。けっこう偉い。何通かのメールのやりとりのあと、彼は「日本に行くので会おう」と言ってくれた。社員旅行を日本への旅行に仕組んだらしい。水曜日、彼方の社長の村木さんと、当時一緒にソウルに出張した森下さんと4人で食事をした。ひさしぶりに会った彼は、すごくかわっていた。彼は、ほんとうにたくさんの経験をして、大人になっていたというか、経営者になっていた。僕らが韓国で会ったあとのこの2年間、彼はたくさんの経験を積んで、今の会社で働いている。韓国有数のサービスをいくつも手がけて、彼はビジネスマンのムンくんになっていた。熱意だけのベンチャー時代とは違って、論理的で、しかも実際の経験に裏打ちされた話はとても面白かった。村木さんもぼくもとても驚いた。金曜日、今度はさないちと三人で恵比寿で遊んだ。最初は、ぼくとムンくんの二人で、ガチャガチャした無国籍の居酒屋さんで食べながら、ムン君の彼女の話とか結婚するらしい話とか、いろんな話をした。ワイワイしたかんじが屋台みたいで楽しいと彼は言った。アジフライがうまいとか、銀杏も韓国にあるよとかそんな話題であっというまに、ただの飲み会になった。ムンくんは「エビスビール、うまい!〜」といっていた。「エビスってなに?」と聞くので、日本の神様、七福神のひとりだと教えてあげた。彼は「コメンディアンでいるよねー」と言った。えびすよしかずのことだった。そんな他愛のない話をしていたらサナがきて、三人でパブにいった。ここは外人がいっぱいいる東京らしいのみ屋だ。その日の演奏はロックンロールで、かっこよかった。当たりだった。結局、電車がなくなって2時ころまでのみ、なぜかそのあと吉野家にいった。カレーどん1つとけんちん汁3つを頼んで三人でたべた。タクシーでかえった。夜の第三京浜はすごくきれいだった。速かった。ぼくはなんかいろんなことを思った。なんかこういう気負わない飲みをしたのはいつ振りだ? ほんとうに楽しかった。ムンくんが、韓国から来て飲んだというのに、次の日そのことを全部忘れてるくらいフツーのことだった。外国人の友だちと遊ぶことの面白さを思い出した。きっと忘れないだろうのみかいになった。