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piano studio FANTASIA 〜大人のためのピアノ教室

譜読み段階の練習

2023.06.18 06:36

気が付けば、6月ももう後半ですね。

月日の流れがはやすぎる…。


先日、叔父が亡くなり、大阪まで日帰りでお葬式に行ってきました。

叔父は若い頃からパーキンソン病で体が不自由でしたが、82歳まで頑張りました。

去年12月に会った時は元気でしたが、今年1月にショートステイ先でコロナ感染し、そのまま入院して、帰ることができませんでした。

外に出かけるのが好きだったのに、どんどん動かなくなる体は、もどかしかったと思います。

不自由な身体から解放されて、やっと魂が自由になれたのではないかなと思います。


叔父のように、高齢だったり持病がある場合は、やはり感染がきっかけで悪化するケースも多いだろうと思います。

コロナに限らずインフルや溶連菌や胃腸炎などいろいろ流行っているようなので、つくづく免疫力は大事だなと思います。

私は規則正しい生活は大の苦手ですが、なるべく疲れないように、ストレスためないように、上手に生きていきたいです。。


それにしても大阪日帰りは、結構しんどかったです。

日帰り出張で行くビジネスマンを尊敬しました。


さて、前回のブログで書いた譜読みの事にけっこう反響があったので、今回はもう少し具体的に書いてみます。


効率良く練習していくための下準備として、まずは曲を大まかに分析して、練習番号をふるのがオススメです。


クラシックの場合、ソナタ形式とかロンド形式とかがわかる方は、提示部の第一主題・第二主題、展開部、再現部、コーダなど形通りに分けて部分ごとの調性も書き込むとよいですが…

難しいことはよくわからない!という方は、とりあえず雰囲気が変わるところとかで分けると良いと思います。


曲調が変わるところなどキリの良いところで、ABC…などと分けていきます。

同じ繰り返しだったら同じ記号をふります。


流行りの歌などの場合はイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、などハッキリわかれてるので、わけやすいですね。


曲の構成を把握するのは、効率的に練習するためにも暗譜するためにも、音楽的な演奏をするためにも欠かせません。

10ページをこえるような長い曲なら尚更です。

同じ繰り返しの多いような曲なら、そこは省いて練習できます。


さて、一通り最後まで弾いてみると、苦手な練習番号のところが自分でわかると思います。

1日の限られた練習時間の中でどこを練習するべきなのか、優先順位をつけます。

1番弾けない、苦手な場所を探して、そこからクリアしていくのが近道です。


例えばA、Bはそこそこ弾けるけどCのところにくるとすごくゆっくりしか弾けない、という場合は、Cだけを集中的に練習します。


そしてCの中でも苦手なところを絞り込んで、最少範囲をピンポイントで練習します。


弾けないのには様々な理由がありますが、

1番は練習不足によるものです。

練習不足で弾けないのは当然なので、そこは時間をかけて、できるまでやるしかないです。


例えば、ドミソの和音からソシレファの和音に跳ぶのができないという場合は、そこだけを抜き出し、

10回連続でノーミスできるようになるまで弾くというような体育会系の部分練習が1番有効です。

7回めでミスしたらまた1回めからやり直しです。

時間かかりますが、私はずっとそういう地道な練習をしてきています。

ターゲットは狭い方がはやくクリアできます。


たくさん練習しているのにどうしてもうまく弾けない、

なぜ弾けないのか原因や対処法が自分で見つけられない時は、

録画してみて客観的に見てみると、親指またぐときにフォームが崩れるとか、親指や小指が不必要に伸びて余分な力が入っているとか、関節が凹んでるなど、何か発見があるかもしれません。

それを修正するのも大変ですが、気づいて意識するだけでも違うと思います。


それでも原因が見つからない時は、レッスンというのが役に立つかもしれません。

全部は解決できないかもしれませんが、私の経験から精一杯のアドバイスはできると思います。

1人で悩まず、お気軽にご相談ください。


とにかく、弾けるところは速くて、難しいところだけ遅くなる、という状態から抜け出すためには、

難しいところの練習を積んで克服して、他のところに追いつけるようにならないとなりません。

間違えながらとりあえずテンポだけ上げるのではなく、間違えずに速く弾ける状態を目指していただきたいです。


ちなみに初心者の場合、とにかく鍵盤の場所と順番だけを覚えてどうにかしようとしてしまう事が多いですが、それは緊張すると簡単にとんでしまう、とても脆い記憶です。


弾く鍵盤の場所と一緒に、その鍵盤の出す音の名前もドレミで歌えるように、

弾く鍵盤の順番と一緒に、拍子が数えられるように、

最初は難しい事ですが、諦めずにじっくり取り組んでいくうちに、できるようになります。


さらに、自分の弾いた音が間違えていないか、キレイな音でバランス良く響いているか、よく聴いて確認するのも大事な事です。

聴く余裕がないと感じたら、テンポを落としてゆっくり取り組んでください。


どの時点で譜読みが終わったと思うかは人それぞれかもしれませんが、

私の場合は、目指すテンポの8割くらいの速さで、あまり滞らずに全体が通して弾けるようになったあたりだと思っています。

楽譜に書いてある強弱やペダルもつけた状態です。


ここまでの道のりだけでも、長いです。

ここまでで十分、という方も多いかも。

でもそこから先、楽しい仕上げの段階に入っていくのです。

同じ楽譜なのに弾く人によって変わるのはこの段階で試行錯誤していくからだと思います。

自分なりの音楽を作っていく、楽譜に書いていない部分。

身体の使い方、タッチや音色の変化などで自分の求めている表現を探しながら、追求していくのです。

そこには終わりはなく、ずっと変化していくものかと思います。


また長くなりましたが、頑張って、丁寧な譜読みを続けていただけたらと思います!

合言葉は、忍耐!?