別府での平均的日常

僕はしあわせだ。

こうつぶやくことができる一日を別府は何日も生産している。

そのうちの一つがこの日だった。

別府はコスパのいい町だ。

源泉かけ流しの温泉には100円で入れるし、食べ物だって安くてうまい。

そんなコスパがいい店の一つが別府駅前にある「とよ常」だ。

ここの看板メニューは天丼860円。

860円である。海老が二本も入って860円である。

甘辛いたれが天ぷらとご飯に染みこんで、箸が休まることを知ることがないまま、器が空になるのにである。

この圧倒的コスパ。押忍。

食べたらそりゃあ温泉である。

今回は山の別府（勝手に作りました）みょうばんにやってきた。

この景色。

温泉は岡本屋の立ち寄り湯「山の湯」に入浴。

ここら辺は車を降りると硫黄のにおいを強く感じる地域。

温泉もその成分が強く、湯上りに自分の体から硫黄のにおいを感じるほど。

待合室でまったり。炭酸がのどに気持ちいい。温泉たまごは一個サービス。

体から浮き出てきたかのような心地よい疲労感をかみしめながら向かったのは、岡本屋売店。

買ったのは定番のプリンとプリンの味を再現したプリンアイス。

プリンは苦めのカラメルがかかった大人の味。卵の味がして食べ応えがある。

プリンアイスもカラメルのかかった味を再現しており、どんどん食べすすめることができた。

こんな一日のことを幸せって呼んでもいいよね？