ご参加者さん作品パート4*お花屋さんde写真教室
2018年6月17日開催の『おしゃれなお花屋さんde写真教室』終了後
またまたご参加者さんからお写真を送っていただきましたので、ご紹介いたします。
4人目はFujikoさん^^
撮影会の前に構図のお勉強をしたのですが、その内容がそのまま生かされてるって感じました。あえてトリミングすることによって広がりが出てますねー。
あと、こちらはホワイトバランスを変えた色味かとお見受けします。
おなじ場所と時間で、いろいろ試してみる柔軟性は今後のお写真にきっとお役にたつことでしょう。
なんとなんと、この目線びっくり。
確かにこの漁師さんグッズは見覚えがありますが、それを覗き込むようにお写真にしてしまうだなんて、この目線、素敵すぎです。
今度行ったら私も撮らなきゃと思いました。
同じ場所と時間に一緒にいるのに初めて見る風景、撮影会の面白さを凝縮したお写真です、ありがとうございます。
こちらもホワイトバランスを変えていらっしゃるとお見受けしました。青み寄りのこの色、透明感があってガラスの玉に合いますねー。お見事です!
毛のいっぱい生えたドライの植物。
みなさんたくさん撮っていらっしゃいましたが、やっぱりぜんぶ違います。
このお写真は、前景、メイン、後景の三層になっていて、平面の写真を手前から奥まで立体感のある空間にしています。こちらもお見事だと思います。
後景の玉ボケも爽やか、前景の、のぞき見るような暗めの植物も、メインを引き立たせるのに一役かってますね。そしてメインの不思議な植物、このさらに構図中央の毛の部分にしかピントが合ってないことで、この部分の毛が引き立つ、しかも光まで当たって♡
本当に素敵なお写真です、いやいやお勉強になりますー、ありがとうございました。
こちらはホワイトバランスはオートなのかな?店内の黄色がかったライトの色味がそのままのお写真。
ドライの風合いにはこの黄色のライト、けっこうマッチしてるかも。
こんなホワイトバランスの違いも、いろいろ試して自分イメージを作ってくのも楽しいですね。
ボタニカルポート凪さん店主、池田さんの故郷、隠岐の島で実際に使われていた漁師網をディスプレイに使ってるんですね。
エピソードを聞くと、見方も変わるし撮り方も違ってくることもあるある、そんな体験もしていただいてたらうれしいです。
この背景のボケ感、いいですねー。
手前のメインの蘭の花をバッチリ引き立たせてくれていますね。
構図も、見えない矢印の先にあえてスペースを作って広がりを見せる、をしっかりなさってて、なんて素敵なお写真なのでしょう。
私もここで撮りたかったわ、絞り値を変えて何枚も撮ったなら、どんな写真に仕上がったのか気になる気になる、お見事です。
つづいて私のオススメした、露出を下げた写真。
完全なる私の趣味にお付き合いくださり、ありがとうございました。
露出を変えるだけで楽しい、ってことをみなさまに体験してほしくてね^^ ただこちらも同じ写真はなかったな。絞り解放で花びらが多いと、どこにピントを合わせるのか迷うこともあるのですが、この方はぴったり真ん中、迷いなしって感じ^^
やっぱりピントのビシッと合ってるとこに目が行く、まるで音を立てていまにも広がっていきそうな生命感、素敵なダリアをより一層素敵に見せてくれていると思いました。
構図が変わりましたね。
今度は花びらがまるで炎のように燃えてるみたい、めらめらして見えます。
こちらもピントの合ってるお花の中心に目が行って、花びらの伸びている方向に流れが生じているような、立体感、広がりのあるお写真になって、とっても素敵です。
ドライの紫陽花。
なにこれ?とはじめての人は思うんじゃないかな。実は『なにこれ』と思わせるのもいい写真のポイントのひとつだったりします。その点でこちらのお写真は本当にそう、お見事です。私だったらついつい『紫陽花です』って撮ってしまいそうなのに、なるほどこういう撮り方があったのですね、お勉強させていただきましたー^^
つぼみの状態で入荷した、めずらしいガーベラ。
黒背景に咲くであろう方向、上にスペースを作ることによって、これから伸びる感も演出しているようで、素敵な構図です。
静かに咲くときを待っているのか、眠ってるのか、はたまた今まさに咲こうとしているのか、とにかく将来のあるような未来に向かうお写真ですね。
この暗めの感じがメッセージ性を感じます。なにかのポスターに使われそう、とっても素敵なお写真だと思いました。
以上、ご参加者さん4人目のFujikoさん作品でした。
どれも甲乙つけがたい素敵なお写真ばかり、ですがあえて私の中のいちばんをつけるとしたら一番下の蕾ガーベラ。
このお写真たちを選ぶのに、たくさんのお時間と思案を費やしたことでしょう。その経緯も伝わるくらい。その時間や考えたことは、きっと今後お役に立つことでしょう。そんなこんんを繰り返して、どんどん自分スタイル、自分の好きなイメージを膨らませていただきたいと思います。
と、偉そうなことばかり言うてますけど、私も同じまだまだ追い求めてる修行中の身でございます。みなさまと一緒に刺激し合い、もしみなさまの近道を教えてあげられるなら是非伝えたい、そんな思いで写真教室をしています。
撮影会後、たくさんのお写真を送っていただき、本当にありがとうございました。
私の評価は、私の目で見て心で感じて頭で考えたものです。ほかの方の意見とは同じでないことも当然あります。私の評価だけがすべてではなく、どなたの意見も全てではありません。どんな方の講評も見方の一例として受け入れていただけるとうれしいです。
あなたの写真があなたを素敵に変えてくれますように。
カメラがあなたの素敵なパートナーでありますように。