Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東洋式疑似餌釣研究所

平成の奥只見銀山湖

2018.07.01 08:00

長く魚釣りをする事で出逢う人達がいる。

 

そして出逢うフィールドや魚達がいる。


それらがターニングポイントになる事もしばしばだ。


釣りの格言、名言に「フナに始まりフナに終わる」という言葉か存在するが、ことルアー釣りにおけるそれは「スプーンに始まりスプーンに終わる」とここに記しておこう。


昭和の一大ルアーブームとなった場所の

ひとつに奥只見銀山湖がある。


2尺、つまり60センチを越える大イワナが棲んでいる、新潟と福島の県境に位置する人造湖である。


越後高田藩が銀山をこの地に開いた事が、その名の由来である。


私が始めて銀山湖に訪れたのは、平成の始まりの頃、北ノ又川で小さなヤマメを使って遊んでいたのだが、我々ルアーマンのバイブルである開高健さんのフィッシュオンに登場する湖であることから、大物がいることや名人達が築いた歴史はそれなりに知っていた。


それから20年後にまたこの湖で釣りをするなんて思っても見なかったのであるが、とあるご縁でまた舞い戻って来たのである。

それが運命なのか必然的なのかはわからないが、魚釣りをしてブログを始めていなければそこにはたどり着けていなかった事であろう。


出逢いは数年前にtailswing代表の藤井氏から声がかかった事から始まり、スプーンアンサーの製作者であり、大先輩であるサトウ・オリジナルの佐藤さんに繋がって行く事になる。

数年前、「そうだ藤井さん、お世話になっている佐藤さんに会いに行って見よう?」そう切り出したのは私だったのだが、早速と藤井さんも計画してくれて、佐藤さんも、快く銀山湖ガイドを引き受けて頂き、今回まで3回ほど釣行させていただいた。


私達の腕が足らないかもしれないが、佐藤さんの経験値から銀山湖のポイントをボートでランガンしながら時には上陸して、狙う釣りは毎回新鮮で夢の様な時間だ。決して簡単に大イワナにたどり着ける場所では無いのだけれど、その夢を見てる時間に価値があるんだ。だから釣れても釣れなくても、佐藤さん、藤井さんの二人と共にこの場所で釣りがしたい。


それでも銀山湖は時折チャンスを与えてくれる。藤井さんは昨年60オーバーのレインボーを仕留めたり、宮崎生まれの彼には初のイワナが釣れたり。


私は、彼が喜ぶそれを見てるのが楽しい。

佐藤さんのお話を聞くのが楽しい。

そもそも船上は笑いに溢れているのだ。


佐藤さんがペイントしたスプーン アンサー。

フライの兄貴からのABU2500C  80年製。

FiLAMENT®️浅妻氏の手掛けたGFC38。


私が出逢ってきたものがここに纏まっている。トラウトタックルというジャンルがまだ存在しない銀山湖の全盛期はこんなタックルだったかもしれない。

イワナUターンスペシャルという関根ミノーで釣れてしまったヤマメ。

関根ミノーはそのセンスが怪しい為、製作から20年後に始めてヤマメが釣れてくるという代物 笑



毎回、まる1日釣りをして、長いトンネルを抜けて小出の街に降りたら、焼き鳥屋さんで終わらない釣談義。個人的にはこれが一番楽しみ。

魚釣りには素晴らしい出逢いがある。

魚を釣るだけが全てでは無いんだ。


昭和の時代、ここで釣りをしていた先人達からのそんな声が聞こえるような気がする。



今、色々と変化する時代に生きてるから、何時まで続けらるかはわからない。

だから銀山湖の釣りを続けて行くんだろう。

銀山湖に大イワナの夢がある限り。


http://tailswing.net/

http://www.sato-

org.net/page/spoon1.htm